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科学の方法 (岩波新書 青版 (313))
 
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科学の方法 (岩波新書 青版 (313)) (新書)

中谷 宇吉郎 (著)
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登録情報

  • 新書: 212ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1958/06)
  • ISBN-10: 4004160502
  • ISBN-13: 978-4004160502
  • 発売日: 1958/06
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 究極の一冊, 2002/4/29
By カスタマー
この本は、すごい。タイトルはとても抽象的であるが、この本を読むと物理現象の解析に対する数学の役割とその限界が良く理解できる。この点は、私の知る限り、学校教育で習うことはない。なぜ、物理に数学が使われるのかいう基本的な疑問に答えてくれる一冊。学校の教師がこの本に書かれていることを理解して教育にあたっているとは考えづらい。必然的によほど優れた生徒でない限りこの本の内容をすでに理解していることはあり得ない。学校の教師にこそ読んで欲しい一冊である。この本を読まないで一生を終える人は不幸である。
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40 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 宇宙の中の自分を見つめる, 2006/4/6
高3の夏休み、この本を読んだときの衝撃は忘れられない。

「科学は直線的に進化していない」「科学は自らの方法論でわかるところを説明しているだ
け」「自然には科学の方法ではけっして理解できない広大な領域がある」……こういった主
張を、一級の科学者が語っている。小学校以来がちがちの理系少年だった私は、頭をハン
マーで殴られたような気分になった。

結局大学では志望通り理学部に進んだが、もしこの本に出会っていなかったら、周囲の同
級生や先輩たちと変わらない、もっとずっと視野の狭い人間になっていたことは間違いない。
そして科学に対する信頼と、それゆえの傲慢さを持ち続けていたろうし、いわゆる曖昧で結
論の出ない「文系的学問」への蔑視の念を、今でもきっと払拭できなかっただろうと思う。

この本は、科学を志す学生や、現に科学的手法で仕事をしている人が、「自分の立ち位置」
をしっかり捉え直すのに、格好の書だ。自分はこの宇宙的規模の自然のただ中で、一体何
をやっているのか、やろうとしているのかということを。

それは、自分の仕事を無意味に感じることに決してつながらない。それより、所詮、宇宙か
ら見れば塵のような存在に過ぎない人間という生き物が、無限の自然を相手に鑿(のみ)を
ふるう崇高な営みとして「科学」という手法をとらえ直すことに、きっとつながるだろう。
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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 科学と技術, 2009/10/2
By kaizen (愛知県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
科学は再現できることが重要だという。
しかし、ビッグバンや、将来起こることの予測は、再現できるとは限らない。

1度しかおきない可能性のあることも、事前に予測し、それがおきれば、
そのための道具として有用だと思う。

道具として数学を使うあたりが、科学の肝ではないか。
抽象的にまとめることによって、常に真でありつづける学問。
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