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人生の短さについて 他二篇 (岩波文庫)
 
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人生の短さについて 他二篇 (岩波文庫) (文庫)

by セネカ (著), Lucius Annaeus Seneca (原著), 茂手木 元蔵 (翻訳)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

セネカ(前五/四―後六五年)はローマ帝政の初期というひどく剣呑な時代に生きた.事実,かつての教え子ネロ帝から謀反に加担したと疑われ,自殺を命じられるのである.良く生きれば人生は十分に長いと説く表題作,『心の平静について』『幸福な人生について』のいずれもが苦境にたちむかうストア哲学の英知に満ちている. --This text refers to the 単行本 edition.


内容(「BOOK」データベースより)

セネカ(前4頃‐後65)はローマ帝政の初期というひどく剣呑な時代に生きた。事実、かつての教え子ネロ帝から謀反に加担したと疑われ、自殺を命じられるのである。良く生きれば人生は十分に長いと説く表題作、併収の『心の平静について』『幸福な人生について』のいずれもが人生の苦境にたちむかうストア哲学の英知に満ちている。

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51 of 57 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 目からウロコ!, 2005/1/15
良い生き方、意義のある生き方とは・・・?という答えを漠然と探している時この本を購入しました。
自分の今までの価値観を根底から覆される内容が記されていました。
「目からウロコ」とはこのことです!

多忙を極める人間は愚人、栄華を極めた人物ほど愚人、成功して趣味や道楽に没頭する人間は愚人・・・
等々、世間一般で羨望を受けている人物は愚かな人々だと一蹴しているのですから。

人生は短く、他人や仕事に時間を与えることこそ愚かなことであり、賢人は自分の時間を管理し、
自由に操ることのできる人物だという理論には、驚きながらも納得させられる部分が多々ありました。

私自身も日常多忙であり、仕事でも評価されていますが、
でもそうやって過ぎ去っていった日々を年老いて振り返った時に何が残るのか・・・
を想像させてくれた本でした。

今の年齢で、読んでみて良かったです。
今の時代にそぐわない点もあると思うので、全てを受け入れる訳ではありませんが、
今までの自分になかった価値観に目を開かせてくれた貴重な一冊でした。

ぜひ一読をお勧めします。
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17 of 19 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 人生は有限、わかってはいるが〜, 2008/2/13
By ゴン太 (東京都町田市) - See all my reviews
「人々は時間を無料同然に惜しみなく使う。しかし、この同じ人々が病気にかかったときを見るがよい。もしも死の危険が刻一刻と近づいてくるならば、彼らは医者の肘にとりすがるではないか。」(P26)
そう。もしあと余命何ヶ月とか宣告されていたら、たとえば年末に年賀状など書かないだろう。他にやりたいことはたくさんある。ただ、人間というのはそのような宣告を受けていない限り、いつか必ず死ぬとはわかっていても、明日はまず死なないだろう、1週間後もきっと死なないだろう、1ヵ月後もおそらく死んでいないだろう、1年後もたぶん死んでいないだろう・・・・・と、つまり今日と同じ明日がずっと続くもののように思って生きていくものである。だからこそ、本当は出たくもない結婚式に出席し、たいして親しくもない人の葬式に出席し、いやいやながら様々な会合に出席し、そうやって、自分の時間を惜しみなく人に差し出してしまうのだろう。それは駄目だ。もっと自分の時間を、自分の人生を大切にしなければならない。
ということはわかっているのだが、たとえば戦う哲学者中島義道のように「年賀状や喪中葉書は一切書かない」「結婚式や葬式は一切出席しない」「学会や懇親会も一切出ない」など、見事なまでの徹底した自分優先主義を貫徹するような勇気はない。せいぜい、本書を読んで、「ああ、今のままでは駄目だ、もっと自分の時間を切り売りしないで、自分のための時間を確保しなければ」と決意する程度のひ弱な小市民である。情けない。情けないが、本書を読むと、それではいけない、これは唯一にして有限なお前の人生である、しっかりせよと励まされるので、ついついページをめくってしまう本である。

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16 of 20 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 生々しき生, 2004/7/25
 本書は、3つの作品から構成されています。

 表題作である「人生の短さについて」に関することを以下述べます。この作品は、より長い時間を生きるとしても必ずしも充実しているとは限らず、それはむしろ短い人生なのではないか、という問いを投げかけています。時間の長さよりも、人生の充実にこそ価値を求めているように思われます。例えば、嫌々仕事をする時は仕事が速く終ることばかりを願い、時間が過ぎ去ることをいたずらに望みます。他方、集中して仕事をする時は、あっという間に時間が過ぎ去っていたということは多々あります。この後者において、その仕事には何か満たされるものを感じるのではないでしょうか。セネカはその実感を求めるように促しているように、私には思われます。

 なお、この時間と実感とについては、ミヒャエル・エンデの『モモ』においても本作と類似した問題が投げかけられているように思います。

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本のタイトルは『人生の短さについて』ですが本編にはこの他に
『心の平静について』と
『幸福な人生について』の3部構成です... 続きを読む
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4.0 out of 5 stars 楽しいおしゃべり
セネカは時間と人生を区別して後者を惜しげなく人に与えている人々の愚かさを繰り返し説いている。しかし、本人も生きるために暴君ネロの教育係りになり、また国政の枢要メ... 続きを読む
Published on 2007/4/3 by negogon

2.0 out of 5 stars 極論
人生の短さについてを読んでみて。
正直期待していたほどの驚きはありませんでした。

時の重要性をひたすらに説くもので、... 続きを読む
Published on 2007/2/17 by 永遠にモータウン

4.0 out of 5 stars 一度読んでみては
セネカの著作は、カントとかプラトンとは違い必ずしも理論的ではありませんが、かえってそこに魅力があるのかもしれません。表題作の「人生の短さについて」、セネカの語り... 続きを読む
Published on 2007/2/17 by 一読者

4.0 out of 5 stars 2000年近くも昔から…
自分が普段から感じていつつ、しかし表現しようとすると形にならない、モヤモヤとしたものが、本書を読み進むに連れ、形となっていきました。... 続きを読む
Published on 2006/7/1 by アリョーシャ

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