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パイドン―魂の不死について (岩波文庫)
 
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パイドン―魂の不死について (岩波文庫) (文庫)

by プラトン (著), Plato (著), 岩田 靖夫 (翻訳)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

人間のうちにあってわれわれを支配し,イデアを把握する力を持つ魂は,永遠不滅のイデアの世界と同族のものである.死は魂の消滅ではなく,人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である-ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話.『国家』へと続くプラトン中期の代表作.


内容(「BOOK」データベースより)

人間のうちにあってわれわれを支配し、イデアを把握する力を持つ魂は、永遠不滅のイデアの世界と同族のものである。死は魂の消滅ではなく、人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である―ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話。『国家』へと続くプラトン中期の代表作。

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16 of 22 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars プラトン哲学中の霊峰, 2006/1/21
この「パイドン」は、他のプラトン諸作品とは一線を画くすものがあると感じました。ソクラテスが自らの死の直前に友たちと魂の不死性について議論を交わすという設定で描かれる本書は、書中ソクラテス自らが「もう自分には時間がないが・・・」と慨嘆しつつ、憑かれたように哲学論議を繰り広げていく。プラトンが描こうとしたものは、哲学するものの「報いは美しく、希望は大きい。」という一事につきるのではなかろうか、と思う。議論を追いかけること自体が哲学ではなく、この世にあっての自らの理想を議論に託した結果するところの自然な表現が哲学になると、読むものは導かれる。感激裡に読了して、そう思います。ただ、この本が岩波文庫に組み込まれたのが1998年が初版とは、驚きでした。何か翻訳上の事情があったのでしょうか?
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13 of 18 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 大ソクラテス、ギリシャの吉田松陰, 2006/12/28
By 一大学講師 (神奈川県) - See all my reviews
”これが、エケクラテス、われわれの友人の最後でした。われわれの知りえたかぎりでの当代の人々のうちで、いわばもっとも優れた人の、そして特に知恵と正義においてもっとも卓越した人の、最後でした” このパイドンの言葉をもって本書は完結する。私は、魂が不死であるかどうかについては、正直明確な答えをいまなお持ってはいない。しかしながら、彼のような、このような泰然自若とした、清明なる死を、自分の昇天の暁にはぜひ迎えたいものだとの思いを胸に、今キーボードをたたいている。嗚呼、ソクラテス、なんと高潔かつ偉大なる人物であろうか。彼の影響を恐れた為政者らが、これを亡き者にしたことは、無念この上ないけれど、至極当然であろう。彼らはソクラテスを恐れたのであった。師ソクラテスの刑死(毒を自らあおる)の際、弟子プラトンはその場にはいなかった。パイドンより聞き及び、事後、本書を記した形となっている。だが、ソクラテスのこの死はプラトンを奮いたたせた。その場にいなかったが故に、なおさら彼の精神はその偉大なる死に共振したのであろう。プラトンはその季節“ソクラテス”となったのである。偉大なる者の高らかな死は、誠なる者達の魂をまさしく奮いたたせる。この意味では、ソクラテスは日本の吉田松陰である。松陰先生は、刑死の前日、自身の意志をつがせるべく、その“意志”を文(ふみ)としてあとに続くものたちに残した。その遺訓に奮い立った維新の志士達は、おのが命と引き換えに、松蔭先生の魂とともに、新生日本を創生させたのであった。この明治維新の原動力となったその書を『留魂録』という。偉大なる者の死はあとに続く誠の志士たちの精神を強固・不動にする。その意味では、ソクラテスが言及されたように、まさしく”魂は不死”なのであろう。本書はギリシャの『留魂録』である。大ソクラテス、ギリシャの吉田松陰の魂よ、永遠たれ。
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18 of 26 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 哲学は面白い。, 2007/1/22
内容としては、死刑が決まり、死を前にしたソクラテスが、
逃亡をすすめる弟子たちに対して、魂の不滅を証明するというもの。

文章は非常に平易な口語体で、劇の台本のように、対話形式で進められる。
そのため、「魂の不滅の証明」という高度なテーマにも関わらず、非常に読み易い。
何百年も前の作品であるので、現代人の感覚としては、
受け入れ難い部分や、理屈として考えられないような部分が存在するのも確かだが、
随所で非常に興味深い考察が見られる。

哲学書としてだけでなく、単純に読み物としても非常に楽しめるので、
哲学に興味がある人にもない人にも、お勧めの一冊である。

人生の終焉の為のバイブル的作品。
死ぬまでには是非一度読んでおきたい。
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スラスラ読めるというので、買いました。
実際は、じっくり読めば、内容は理解できるという程度。
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Published on 2002/4/26 by 読ましてみてぇもんだ

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