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夜の来訪者 (岩波文庫)
 
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夜の来訪者 (岩波文庫) (文庫)

by プリーストリー (著), J.B. Priestley (原著), 安藤 貞雄 (翻訳)
4.6 out of 5 stars  See all reviews (13 customer reviews)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

息もつかせぬ展開と最後に用意された大どんでん返し―何度も上演され、映画化された、イギリスの劇作家プリーストリー(1894‐1984)の代表作。舞台は裕福な実業家の家庭、娘の婚約を祝う一家団欒の夜に警部を名乗る男が訪れて、ある貧しい若い女性が自殺したことを告げ、全員がそのことに深く関わっていることを暴いてゆく…。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

プリーストリー
1894~1984。イギリスの劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 文庫: 170 pages
  • Publisher: 岩波書店 (2007/02)
  • ISBN-10: 400322941X
  • ISBN-13: 978-4003229415
  • Release Date: 2007/02
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.6 out of 5 stars  See all reviews (13 customer reviews)
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12 of 14 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 夜の来訪者, 2007/5/29
By ニヒルなアヒル (千葉県鴨川市) - See all my reviews
「夜の来訪者」 J・B・プリ−ストリ−著 

このミステリ−は、戯曲作品として書かれている。 日本でも過去に俳優座で
上演され、広く知られることになった、犯人探しのミステリ−舞台劇である。

〈 幕が開くと、バ−リング家の家族四人とジェラルドが食卓に着いている。〉

事業に成功した裕福な家庭の主バ−リングは、恰幅が良く尊大な五十四,五歳
の名誉欲の強い男で、言葉に地方なまりがあり、出は夫人より少し身分が低い。
その妻は、ある程度身分の高い家の出で、気位が高く、冷たい感じの女である。
長女シ−ラは美人だが、裕福な家庭の子らしい我が儘さを、長男のエリックは
はにかみ屋で我が強く、酒飲み、年齢20歳位の放蕩息子。  ジェラルドは
この屋の長女シ−ラの婚約者で30歳位、育ちの良い魅力的な青年である。

その婚約披露の内輪のパ−ティ−の席に、グ−ルと名乗る警部が登場し、ここ
から物語りは始まる。 ペ−ジ数百六十頁のこの中編は、一気に読み終える事
間違い無しの面白さだ。 登場人物のそれぞれが心に持つ秘密、暗部が、一つ
の事件を発端に、警部によって登場人物全員が、公平に順番にあかされていく。
誰にも知られていない自分だけの秘密が白日の下に晒される事に、狼狽し、お
互いが非難し合い、いがみ合う人間模様が興味深い。

最後はお決まりのどんでん返し、舞台は1912年、イギリスの郊外にある実
業家の屋敷内にある、上等な家具が置かれた重々しく居心地良さそうな食堂で
幕が開く。
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14 of 17 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 一気に読んでしまいました, 2007/3/10
裕福な実業家の家族が、自殺を遂げた若い女性の人生にどう関わっていたのか、彼女はなぜ自殺に追い込まれたのか。謎解きの面白さに引き込まれて一気に読んでしまいました。原書のタイトルは「警部の来訪」ですが、訳者の解説によると日本では1951年の内村直也氏の翻訳以来「夜の来訪者」が踏襲されているとのこと。読了して初めて、この日本のタイトルがいかに優れた翻訳であるか実感できます。
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10 of 12 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 思わず一気読み、傑作ミステリー戯曲, 2007/11/20
By Wakaba-Mark - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
講談社の文庫情報誌『IN・POCKET』11月号の特集、「2007年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で、「作家が選んだ」第1位、「総合」第3位に堂々ランクインした作品。
実際は’46年に書かれた、古典ともいうべき戯曲である。

時は1912年のある春の宵。舞台は英国の裕福な実業家の家庭で、娘の婚約を祝うディナーが一段落した食堂。突然、警部と名乗る男が訪れ、ある若い貧しい女性が消毒剤を飲んで自殺したことを告げる。彼は、一家4人と娘の婚約者がこの事件に深く関わっていることを次々に暴いてゆく。そして彼らこそが彼女を自殺に追い込んだのだと鋭く追求する。

本書は、ミステリーとして読んでも傑作であるが、上流階級一家のひとりひとりの秘密を暴き、彼らの傲慢さを痛烈に風刺しているのだ。

緻密な構成といい、畳み掛けるような快調なテンポといい、そして最後数行の大どんでん返し。思わず一気読みの文庫161ページだった。
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Published 20 months ago by hiraku

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 端的にいえば、固定された舞台と登場人物の密室心理劇。ミステリといえばミステリだが、12人の怒れる男の雰囲気に近いか。... 続きを読む
Published 22 months ago by お猫様だよ

5.0 out of 5 stars 思わぬ展開と人間の真価。
このamazonである方のレビューを見て、興味を持ち読みました。
想像していたスタイルとはちょっと違いましたが、息を付く間も... 続きを読む
Published on 2007/9/24 by 青生

4.0 out of 5 stars この続きが楽しみ
... 続きを読む
Published on 2007/8/8 by ヒデボン

4.0 out of 5 stars ディケンズ的
戯曲と知らずに購入し、期待せずに読み始めたのだが、瞬くうちに引き込まれてしまった。ぜひ舞台を見てみたいと思う。
Published on 2007/8/2 by miew

5.0 out of 5 stars 「夜の来訪者」がもたらしたもの
娘の婚約の宴に集う父母、姉弟、婚約者の5人の楽しい一時で序盤は終始します。... 続きを読む
Published on 2007/7/9 by ringmoo

5.0 out of 5 stars 舞台を観たいです。
素晴らしい。
短い作品なので、休日の午後などに読み切るのにふさわしいかも知れない。... 続きを読む
Published on 2007/5/1 by bias

5.0 out of 5 stars やるな、岩波。
すっごくおもしろかった。舞台はイギリス郊外の大きな家の食堂。主のバーリングは工場主としてかなりの成功をおさめ、二年前には市長にも就任していたし、現治安判事でもあ... 続きを読む
Published on 2007/3/1 by ベック

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