徳島大学大学院で医科学教育部の教授を務める著者が、すべてのヒトの男性が持つ「Y染色体」を基準に書いた日本人論。
冒頭で、ある家系図が書いてある。Y染色体がどう遺伝したかが一目で分かるが、Y染色体が子孫に伝わらないケースが意外に多いことに驚く。日本のベビーブームなど子供を多く出産していた世代を想定して計算すると、Y染色体を2世代後まで残せた男性は6割しかいないということになるそうだ。
また、「岩本プロジェクト」という、多くの男性から精子を採取してY染色体の解析を行った研究内容も書かれている。日本人の分類や、出生月と精子濃度の相関関係など、興味深いデータや推論が山のように提示されている。内容に対して読者が共感、あるいは異論を唱えるには、遺伝学の基礎知識がやや必要かもしれないが、読み物として楽しめる一冊だ。
(日経バイオビジネス 2005/11/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
登録情報
カタログ情報を更新するまたはイメージに対するお問い合わせ
|
![]() |
48%のカスタマーが、このページの商品を購入しています。 Y染色体からみた日本人 (岩波科学ライブラリー) ¥ 1,260 |
![]() |
27%のカスタマーが 日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)を購入しています ¥ 966 |
![]() |
19%のカスタマーが DNAでたどる日本人10万年の旅―多様なヒト・言語・文化はどこから来たのか?を購入しています ¥ 2,415 |
![]() |
4%のカスタマーが DNAから見た日本人 (ちくま新書)を購入しています ¥ 756 |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
|||||||||
最も参考になったカスタマーレビュー
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
|
|
製品詳細ページやサーチ結果を表示した後、興味のあるページに戻る簡単な方法についてはここを参照してください。 |