本書のはじめはXMLのコアな部分を述べている。たとえば、XMLを記述するために必要な構造の説明から始まり、優れたXMLの構造を設計する際のガイドライン、XML文書を操作するのに必要なDOMと呼ばれるAPIなどを紹介している。
XML文書をデータとして取り扱う場合の説明としては、以下の内容を解説している。
巻末には実際のXMLの利用を想定したケーススタディがあり、XMLアプリケーションの設計の参考になる。本章には説明がないが、ケーススタディの中にSOAPを利用したシステムも紹介されている。
本書はサンプルコードを用いながら説明しているため、実際にプログラムを組む人にはわかりやすいのではないだろうか。ただし、本来XMLはJava、ASP、Perl、PHP、JavaScriptなどさまざまな言語で扱うことができるが、本書ではJavaとASPユーザーを対象に書かれているため、他の言語を利用している人はコードを読み替える必要がある。開発者の立場からXMLのさまざまな面を解説した良書である。(相馬 聖) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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