Amazon.co.jp
お母さんは、寝ている赤ちゃんに「いつまでも愛しているわ、いつも愛しているわ、私が生きている限り、ずっとよ赤ちゃん」と歌い続ける。やんちゃで手に負えない2歳になっても、だらしない盛りの9歳になっても、そして何かと気難しい10代になっても、母親は同じように歌い続ける。
ここまではごく普通のことかもしれないが、ここに登場するのは、それを止めることができなかったお母さんだ。息子が成長して家を出たあとも、車にはしごを載せて、町を越えて、大人になった息子の家の窓辺までやってくる。そして寝ている息子をやさしく揺すり、同じように歌うのだ。しかしそんなお母さんにも、ついに避けることのできない老いがやってくる。年をとって病弱になったお母さんは、もう息子を抱きかかえることができなくなってしまう。そして、ついには息子とお母さんの役割が逆転する。優しい色彩を使ったシーラ・マックグローのイラストで飾られた感動の1冊。4歳から8歳向け。(Richard Farr, Amazon.com)
--This text refers to the
ハードカバー
edition.
『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より
あかちゃんを胸に抱いて、ゆりかごのようにゆらすお母さんは、いつも同じ歌を歌っている。「ずっと愛しているよ」というフレーズは、暴れん坊の2歳になっても、言うことを聞かない9歳になっても、少年、そして青年になってもこの家にひびき渡る。
成人して家を離れたあとも、ときどき行っては、寝静まるベッドにそっと近づき、息子を抱きかかえる。そして、とうとうお母さんが年をとって抱っこできなくなると、今度は息子が愛情たっぷりにお母さんを抱いて同じ歌を歌うのだった。
親子の絆は、母から子へ、子から孫へ、と伝わる子守唄で固く結ばれているようだ。(か)
Copyright© ペイパーウェイト・ブックス All rights reserved.