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熱狂的ナイジェラ・ファンよ、安心してほしい。本書で再びわれらの前に姿を現わした「女神」は、以前とまったく変わっていない。カシミアのアンサンブル、ロングヘア、伝統と遊びをミックスしたポストモダニズム的嗜好、相手を射るような深いまなざし、キム・ノヴァクのようなきりりとした眉…。本書は、彼女を一躍有名にした「チャンネル4」の料理番組から生まれた1冊。彼女のワードローブに新たに加わったのはプレイボーイのバニーTシャツ、それにバーベキューだというのに無造作に羽織ったライラック色のパシュミナ・ストールだ。さてファッションチェックはこれくらいにして、肝心の料理をのぞいてみよう。
今までの料理スタイルをまったく無視したナイジェラお得意の「癒し系」料理。最近では、そのスタイルもかなり定着してきたらしい。たとえこんなレシピが登場しても驚く人は少ないはずだ。ベーコン代わりにウェハースとメイプルシロップを添えたアメリカンパンケーキ、強烈ハーブ入りチキンスープ、イタリアンソーセージのレンティル添え、シラス入りチョコレート・ファッジケーキ…。一方、洗練されたレシピも目白押しだ。カボチャとシーフードのタイ風カレー、イタリアンホットディップ「バーニャ・カウダ」をあしらった大人向けオレンジアイスクリームなどなど。
「いつでもできる朝食」「癒しの料理」「簡単ディナー」「雨の降る日のおもしろ料理」など、各章にはわかりやすいタイトルがついている。特に「おもしろ料理」は、あの衝撃レシピ「コカ・コーラにひたしたハム」を紹介した『How to Eat』の改訂版ともいうべき章。ひょっとすると、読者にとってはいろいろな意味でいちばん楽しめる章かもしれない。紹介されているのは、衣をつけてカリッと揚げたバウンティ・バー、それに致命的な高カロリーレシピ、エルヴィス・プレスリー風ピーナッツバターの揚げ物とバナナサンドイッチなどなど。
ローソンの料理に対する考え方は一見ふまじめそうで実はまじめ、解放感に満ちている。本書は、自宅で料理しその場で食べる楽しみを教えてくれる、楽しくてためになる1冊。(Robin Davidson, Amzon.co.uk)
Synopsis
A collection of uncomplicated, fresh recipes that are easy to make after a busy day at the office, fun to linger over at weekends or to make with the kids, dreamy to look at and delicious to eat. Recipes include late breakfasts, party food, TV dinners, trailer trash and indoor picnics.
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