購入して大正解でした。試しに家中を掃除して見て、こんなに埃だらけの家に住んでいたのか!と愕然としました。これまで使っていた国産機が旧式であるので比較するのは不適切ですが吸塵力は抜群です。(国産機のカタログに載っている吸引仕事率は吸塵力を直接あらわすものではないことはご存知の通りです。)
さて、気になるDC26の2009年モデルとの相違点は次の通りです。
・排気系の部品形状変更で音がほんの少しだけ静かになり、耳障りな音質がごく僅かに改善された。
・タービンヘッドにカーボンファイバーブラシが追加されてフローリングの埃を取りやすくなった。
・タービンヘッドの周囲の形状が変わって粒上のゴミの取りこぼしが少なくなった。
・タービンヘッド前面に家具を傷めないための緩衝材が追加された。
・タービンヘッドのボールの材質が変わって押す力が軽くなった
・ハンドルの形状が変更されてグリップしやすくなった。
・取っ手とホースが独立して可動するようになってホースの取り回しが改善された。
・サイクロン部分がクレーからブルーになった。
・ホース中間の継ぎ目の部品がなくなって家具への衝突が気にならなくなった。
・伸縮パイプの断面が卵型になって横から見た時の凹凸がなくなった(太くゴツクなったので改善と言えるかは?)。
・フィルターの開閉ボタンが開けやすくなった。
・コードの巻き取りがスムーズになった。
以上のことから2009年モデルのレビューにあるいくつかの問題点は改善されていますが、それでもなお、輸入家電にありがちな大味な部分や解決されていない点は残っています。以下気になる点を列記します。
・国産の静音タイプと比較すると依然として音が大きい。
・立ち位置によっては、クリーンとはいえ強い排気を浴びる。
・ホースがしなやかじゃないため取り回しにコツがいる。
・ホースがオフセットされているので本体を引っ張ると追随性が悪い(直進しない)。
・ゴミ捨ては簡単ですが、埃が舞いやすい。
・フィルターの水洗いは2年に1度ですが、定期的に掃除は必要。
・クリアビン、サイクロン部に付着した埃は頻繁に掃除が必要。
・タービンのOFFが運転中でないとできない。
・国産機ならばこの価格以下でもっと多彩な機能が付いている。
などです。
私が特に気になるのは今回の変更でサイクロン部分がブルーになったので汚れがより目立つようになったことです。私はクリアビン、サイクロン部を充電タイプのDC16で掃除していますが、完全にはきれいになりません。クリアビンと違ってサイクロン部は水洗いできませんのでねり消しゴムでも使おうかと思案中です。
しかしながら、私は冒頭に述べましたように大変満足しています。それは、
・強烈なインパクトを与えるデザイン。
・吸塵力が優れていて、しかも衰えない。
・非常にコンパクト。
この3点に前述の短所を補って余りある大きな魅力を感じているからです。
音の大きさは徐々に慣れますし、私は掃除前の段取りを工夫して運転時間を短くするようにしています。また、畳やフローリングは静かな「弱」モードでもそれほど不都合はありません。
取り回しについては、狭い空間にソファやテーブルが密集している我が家でさえコツをつかめば苦労しなくなりました。タービンヘッドが小型であるため狭い空間でも扱いやすいことも一因です。
また、多機能でないことは、もしかするとシンプルであるが故に故障が少ないかも知れません。
最後に付属ツールについて一言。ソフトブラシツール、フレキシブルノズル、布団ツールは優れモノですのでエントリーモデルとの価格差は納得できます。特にソフトブラシツールは本体を持ち上げて高い位置の掃除に威力を発揮します。とりわけ、これまで苦労していた本や資料の上面を掃除するのに重宝しています。余談ですが付属品はDC16と互換性がありますのでDC16の活躍範囲が広がりました。
結論として、デザイン、吸塵力、コンパクト性を重視し、多機能、使い勝手はそれほど重視しないという方には本当にお勧めです。これまでダイソンとそれ以外の国産機という区分で比較される方が多かったと思うのですが、新たにDC26の2009年モデルと2010年モデルの比較も加わったわけですからご参考になれば幸いです。