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聖霊の島 (ラフカディオ・ハーンの生涯 (ヨーロッパ編))
 
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聖霊の島 (ラフカディオ・ハーンの生涯 (ヨーロッパ編)) (単行本)

工藤 美代子 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

7年足らずで終ったハーンの両親の結婚は不幸だった。2歳の時、母の胸に抱かれて見たギリシャの海…。ハーンが幼年期を過ごした地中海やアイルランドに、文豪の原風景を追うノンフィクション。


内容(「MARC」データベースより)

終生、海と島を愛した小泉八雲が二歳のとき、母の胸に抱かれて見たギリシアの海。幼少年期を送ったアイルランド。徹底した現地取材と綿密な文献渉猟によって、文豪の原風景を追い求める。97年刊「夢の途上」続編。

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5つ星のうち 5.0 ハーンはなぜか女流作家を惹きつける, 2004/8/11
By tomo1943 (茨城県つくば市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 ラフカディオ・ハーンは、この本で描かれるヨーロッパ時代の後、アメリカでの生活、マルティニーク島への旅などを経て日本へと足を移す。この本は、そのような長い旅の最初の部分を扱った評伝。紀行文でもある。まずは、母ローザがアイルランド人の父親チャールズと会ったギリシャの小島キセラ島。ハーンが生まれたレフカダ島、そして、アイルランド。著者は、ローザが晩年を過ごすことになるコルフ島をも訪ねている。これらの島々は、著者によれば、どの島も聖霊の島。「太陽が光り輝くギリシャの島で、ハーンが母親の腕の中にいた二年間は、まるで美しい聖像画のように幸福な日々だった」「彼の生活は宗教によって守られていた」そして、ハーンにとって母親ローザは聖霊にまでなっていた。

 それぞれの島を訪れたときの写真も多く、モノクロームであるがどれも美しい。よく見ると著者がさりげなく入った一枚も。

 この本は、女性の目から見たラフカディオ・ハーンを、そして母親をも見事に描いていると思う。著者は「ハーンはなぜか女流作家を惹きつける」と記すが、読書子はそのあたりをどうお読みになるであろうか?

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