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失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
 
 

失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) (文庫)

マルセル プルースト (著), Marcel Proust (原著), 鈴木 道彦 (翻訳)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

無意志的意志によって蘇る全コンブレー。
ある冬の日、紅茶にひたしたひと口のマドレーヌからふと蘇るコンブレーの記憶、サンザシの花、少女ジルベルトの瞳、サン=ティレールの鐘塔。そこで過ごした少年の日々を貫く二つの散歩道??。

内容(「BOOK」データベースより)

語り手が眠りに引き込まれてゆく描写から、小説は始まる。夢現の状態、目ざめ、そのときに思い起こすコンブレーでの幼年時代、母が与えてくれた「おやすみ」のキス…。しかしこれらの記憶は断片的で、本当に生きた過去を返してはくれない。ところが後になって、ある冬の日に、何気なく紅茶に浸したプチット・マドレーヌを口に入れたとたん、幼年時代に味わった同じマドレーヌが思い出され、それと同時に全コンブレーの生きた姿が蘇る(第一篇第一部)。

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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時間は停滞し、そして、加速する, 2008/7/17
大傑作です。
しかし、忍耐が要ります。

まず、比喩の極度の緻密さを読み解くのに、苦労します。
それから、「こんな上流階級の社交の延々たる描写が、今を生きる自分に何の関係がある?」
という疑問に途中で何度も苛まれます。
従って、仮に読み終えても二度と読み直すことはあるまいと思いながら読んでいました。
ところが、です。最後の第7篇『見出された時』に至って、急に加速がつきました。
極めて特殊と思われた登場人物たちの背後から、普遍的人間像が立ち上がってきます。
それと同時に、味わい尽くせなかった細部をもう一度味わい直したいという願望が俄然湧き起こってきました。

再読した時、この大長編はどう変貌するのでしょうか。楽しみです。
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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ホンキで深い読書をしたい方へ, 2008/12/12
大人になると、なかなか読書に時間がとれないものだ。それだけに、読める本もだんだん限られてくる。
そういうあなたに本書はお勧めだ。福田和也氏いうところの「甘美な読書」「贅沢な読書」ができる。私が保証する。
第一巻を読み終えたら、是非次に進んで欲しい。ラストの「見出された時」の最後まで読み進めて、ああ、読んでよかった、と思えるはずだ。
私事で恐縮だが、私が初めて手に取った「〜時を求めて」は新潮社版だった。それも素晴らしかったが、本書の鈴木道彦版だってお勧めだ。「失われた〜」を読まずに人生を終えてしまうなんて、あまりにももったいない。
なお、ジャン・イヴ・タディエ氏の「評伝 プルースト」もここでお勧めしておく。「〜を求めて」のバックグラウンドを知りたい方に(やや分厚いですが)読んで欲しい。なお、本書のちくま文庫版(井上究一郎翻訳)には、タディエ氏の文章が載っている。集英社版にはないので、タディエ氏の文に触れてみたい方はちくま版をどうぞ。
井上氏版と鈴木氏版、どちらが優れているのか・・・ということはちょっとわかりませんが、私は両方読破しましたが、どちらも素敵だった、と申し上げておきます。
話を最初に戻しますが、こんな素敵な小説を読まずに人生を終える、なんてもったいない。読書に時間を費やして、果たしてどれを読もうか・・・と悩んでいる方に、是非お勧めだ。
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101 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 コンブレって?コンブレーかと思いました。, 2006/7/10
By オハラ翔子 (ボストン・マサチューセッツ) - レビューをすべて見る
ついに文庫になりましたか。うれしいです。四、五年前になりますが、東京に帰って地下鉄に乗ってましたら、電車の吊り広告に「今年の春はコンブレが決め手!」って大きいブルーの活字が躍っていて、なんだ、なんだ!もしかしてプルーストがもう文庫本になったか?とビックリしたものでした。そうしたら、この「コンブレ」って「紺のブレザー」?の事だったみたいでした。女の子向けのファッション雑誌の広告だったもんですから。この頃の現代日本語って本当に面白い!ユーモアのセンス抜群です。それに、コンブレーって架空の町の名前かと思っていたら、最近イリエってモデルの町が「イリエ・コンブレー」って名前に改名?されたそうです。スゴイですね。それだけで、プルーストがフランスの中でどんな作家か、人々にどれだけ愛され、強い深い影響を与えている作家かがわかります。

紅茶に浸したマドレーヌ。貝殻の形をした日本でも人気のあるお菓子ですけど、主人公はこのマドレーヌの小さなかけらをスプーンですくって啜るように飲んで?食べています。上品だなあ〜・・紅茶のカップに直接お菓子を浸して噛り付いているんじゃない。スプーンに浮かんだお菓子のかけらが丁度水中花のように花開いたんでしょうね。

イリエの町が紙細工のように折り畳まれていたものが、ゆっくりと紅茶のなかで、水を注いだグラスの中で立体的に立ち上がる。その速度、その経過、その詳細を目の前で見るように楽しめます。フランスの言葉の宝石、言葉の花束をこの小さい本から、愛する人にプレゼントしたい。そんな気持ちにさせられる名著。
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最近のカスタマーレビュー

5つ星のうち 5.0 どこまでも食い下がるぞ!っていうか、もう引き返せない。。。
「第三篇 ゲルマントの方 II」第6巻まで読みました。

ふー。... 続きを読む
投稿日: 1日前 投稿者: でんど〜

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