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知的生産の技術 (岩波新書)
 
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知的生産の技術 (岩波新書) (新書)

梅棹 忠夫 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

梅棹 忠夫
1920年京都市に生まれる。1943年京都大学理学部卒業。京都大学人文科学研究所教授を経て、現在、国立民族学博物館名誉教授・顧問。専攻は民族学、比較文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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50 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 古典というより、バイブルでしょう, 2002/8/25
By macan (信州小諸) - レビューをすべて見る
 1969年の初版なのに、少しも古さを感じさせず、そして今でも手に入るという意味で、この本は「知的生産術」のバイブルといってもよいと思う。何より、「知的生産」という言葉はこの本から始まったのだと思う。

 読書法、文章の書き方など今でも通じるし、漢字が少なくひらがなを多く使った文章自体も大変読みやすい。私は、高校の現代国語の教科書で取り上げられており、大学生のときに読み、20年経って改めて読み返したが大変参考になり、原点に戻ったような気がします。
 何度も何度も読むべきまさにバイブルです。

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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 技術そのものより、技術を確立することの重要性, 2006/2/14
「〜の技術」というタイトルから、所謂ハウツー本の元祖として期待してしまうと、本書を面白く読むことは出来ないだろう。40年近く前に書かれた当時、著者が躍起になって取り組んでいた課題の多くは、今やワープロやパソコンの普及によって飛躍的に改善され、大部分解決したり、もしくは新たな発想で取り組む必要が生じたりしている。
しかし、だからといって、本書の価値が無くなったとか、大半の章は読み飛ばしても良いというようなことにはならないと思う。むしろ、そういったページにこそ、本書の隠された魅力があるのではないだろうか。

物事の本質を見極め、改善や進歩のために思索し、いち早く実践する著者の姿勢そのものが、日常を何気無く暮らしている私たちにとっては刺激的であるだろう。著者の文章は常に平易で明快であるが、物事を一旦原始的な領域まで掘り下げ、そこから急進的とも言える領域まで思索を発展させるとき、もっともイキイキと感じられる。著者がやや照れながら提案するのは、荒唐無稽であるからではなく、テーマの本質を突いているからこそであり、現在となってはそれらがまったく予言的であったということがそのことを証明していると思う。
「技術」とは無個性な規格品に過ぎないと見下されがちだが、それを開拓するプロセスの、なんと知的、創造的、個性的なことか。そういったプロセスから作り上げられた「技術」こそが、次の知性、創造性、個性を生み出すことになるに違いない。

コンピュータによる情報管理や文書作成、情報工学の登場を予見していたような著者は、果たして本書が30年以上も読まれ続け、このような思索と創造のプロセスこそは普遍的であるということをも予想していたのだろうか。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 1970年以前とは思えない。, 2004/8/13
By hoop.euqset.org (福岡県) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
京大式カードの発案者である著者が、
自らと周辺の研究者(KJ法の川喜田二郎氏なども含む)による
勉強技法論・研究技法論の思索と試作をまとめたものである。

つまり、1970年以前のコンピュータすらまともにない時代で
如何に効率的に情報処理を行うかの工夫について記述さている。

本の帯にも「情報処理の智恵」「知識の獲得の方法」と書いてあるが

まさにその通り。

第7章の「ペンからタイプライターへ」も、ワープロやPCが無い時代での
効率的な情報入力と「情報の規格化」による情報交換の効率と精度向上を
模索しているものとして興味深い。

著者があと20年後に生まれていたら、真っ先にワープロを使って

情報の規格化を広範囲に進めてアーカイブ(本書のなかではアルキーフ)化を

進めていたことだろう。

その他にも、
「研究しただけで論文にまとめなければ研究者として認められない」
ことなどの話から発展して、情報の共有とかナレッジマネジメントに
近い話にも及んでおり、著者の洞察の深さが読みとれる。

他にもいっぱい参考になる部分がある。

特定分野での研究を極めた人は、メタな研究についても深い。

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