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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本を読んで、街へ出よう。,
By keisuke (静岡県静岡市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: common cafe(コモンカフェ)―人と人とが出会う場のつくりかた (単行本)
大阪・中崎町にあるカフェ「コモンカフェ」。日替わりマスターの仕組みを持つこのカフェは、昼間はカフェ営業を志す人のトライアルの場として、 夜は劇場やライブ会場などの表現を行う場として、様々なバックグラウンドを持つ人たちが行き交う 場所として日々営ま れている。 そのコモンカフェのオーナーである山納さんが手がけてきた「人と人とが出会う場」作りの軌跡は、 スターバックスが社是として掲げている「サードプレイス」と いう概念により近い。 サードプレイスとは、都市生活者のための、家とも会社とも違う、その中間にあるカジュアルな社交 の場。そこではバックグラウンドの異なる人々が垣根なく集まってきて気軽に雑談し、憩う場所とし て機能する。 仕事のみならず、生活のあらゆる局面が専門化し、タコツボ化している今の世の中。多くの人がそれ を潜在的に感じ、息苦しさを抱えている。こんな時代に風穴を開けて、街がもっと活気を取り戻すに は、コモンカフェのようなオープンな環境が街には必要なのだ。 それはある意味カオスに見えるかもしれない。なんだかよくわからない、でもそこに一歩足を踏み入 れることで、 新しい世界につながることができる。暮らしの幅が広がる。 思いがけない幸せ、セレンディピティ。 タコツボから顔を出してみよう。きっと気持ちのいい風 が吹いているはず。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
カフェの教科書,
By kano (大阪府大阪市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: common cafe(コモンカフェ)―人と人とが出会う場のつくりかた (単行本)
コモンカフェは、カフェをオープンさせたい「見習い主人」がカフェ経営が自分に務まるか、または夜公演される演劇や音楽も自分の表現がどの程度通用するのか、試すことのできる場所です。扇町ミュージアムスクエアのマネージャー経験のあるオーナー、山納さんは、「他者」との出会いによって人は成長するという想いで、その出会いの場をひとつひとつ作り上げてきました。 その集大成がコモンカフェ、この1冊におさまっており、カフェの教科書と言えるでしょう。コモンカフェ以外にも、以下のことを執筆されています(目次より抜粋)。 ・RINO’S POINT 一軒のお店からはじまる話 ・扇町ミュージアムスクエア 企業メセナの曲がり角 ・扇町Talkin’About サロンをつくる実験 ・Common Bar SINGLES 日替わりマスターが支えるバー ・メビック扇町 自分軸と他人軸 ・プチ貿易振興事業団 海外雑貨買い付けという表現 ・六甲山カフェ 山の文化と街の文化の融合 ・common style 文化国際交流カフェ 経営を模索する中で確立した企画書や、いくらで商品を売るかなど本来企業秘密であることが、すべて巻末に掲載されています。これからのカフェを経営する方にとって、これほどかゆいところに手が届く本はないでしょう。
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