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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
なんでもない時間が人生の瞬間<とき>を刻んでいたことに気づく日がくる,
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レビュー対象商品: blue [DVD] (DVD)
地方都市に暮らす多くの高校生たちにとって、自分の街の向こうに広がる世界はまだ憧れの領域でしかありません。その世界に対するひと握りの情報はあるかもしれませんが、まだ実際にこの手で触れたことはない世界といえます。「知識」はあるけれども「経験」のない世界と言い換えることも可能かもしれません。そうした向こうの世界にまだ足を踏み入れていない高校生は、スポーツや勉強にある程度の目標がなければ、ままならない人生に悩みながら、なんでもない時間を積み重ねていくことでしょう。 この映画の主人公二人も、湯上りの時間に新しい画集をなにげなく繰ってみたり、自分たちの背丈を比べてみるために背中をあわせていつまでもいつまでも初夏の陽だまりの中でほほえみ続けたりしています。<!P> こうした無為の時間の積み重ねが、実は人生のかけがえのない瞬間<とき>へと変わるのは、いつかその日々を振り返ることになる遠い将来のことでしょう。 社会人を続けていると、疲れた心と体を安らげる時間が必要になる。無為の時間というのは私のような社会人には明日からの活力を蓄えるために必須の時間といえるでしょう。しかしそんな理屈を持たずに無為の時間を過ごせるのは、人生の中では実に限られた、<あの頃>でしかない。そのことを感じさせてくれる物語です。 高校生二人の、人生の瞬間<とき>を無意識に刻んでいる姿がとてもまぶしく見えました。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
リアル,
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レビュー対象商品: blue [DVD] (DVD)
会話のテンポや内容、仕草、場所、視点のひとつひとつが、「あぁ…そうそう」とうなずいてしまうくらいリアルです。 映画での「リアル」が、いかに大切か教えられる作品。 どこまでも日常で、自然なので、高校生の「あの時の気持ち」が素直に蘇えりました。 尊敬や憧れ、親近感を抱くうちに、女の子を好きになったり。 希望も絶望もなく、本当に、自分には何にもなかったり。 友達と一緒にお弁当やアイスを食べたり。 青い海を見てみたり…。 今、高校生の女の子には、ぜひ見てもらいたい映画です。
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
4度のキス or セカンド・ベストであることのブルー,
By 湖畔のカミユ (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: blue [DVD] (DVD)
キス1:美しいブルーの海辺で、自分の想いを告白して泣き出す桐島にそっとキスをする遠藤。また泣き出す桐島。女の子ってとってもリリカルなの!? 私はこのシーンが大好きである。キス2:桐島の部屋で、会話が途切れ、今度は桐島から。極めて自然な流れながら、桐島の不器用さがまたいい。 キス3:夏休み、遠藤は昔の男の所へ。遊んでもらえず(?)おもむろに絵を書き出す。そもそも遠藤に借りたセザンヌの画集の静物画に啓発されたものだが。セカンド・ベストであることの、悶々としたやるせない心のブルーを筆に託す(わけではないと思うが)如く、美術室にこもる。そこへ遠藤が、無理矢理キスをしようとするが撥ね付ける。この瞬間から、大人びた遠藤がイニシャティヴを取っていたのが、桐島と力関係が逆転するのはおもしろい。 キス4:海辺で朝を迎え、「遠藤はそのままで遠藤だよ」と実存的な発言の後、仲直り(?)のキス。かつてこれほど美しい女の子同士のキスシーンがあったろうか?「テルマ&ルイーズ」のラストシーンにも匹敵する美しいものだ。 4回のキス・シーンだけに言及したが、他にも見所はたくさんある。存在そのものがユーモアとも言える市川実日子、どこか憂いを秘めた小西真奈美の眼差し、脇役の今宿麻美もいい味を出している。
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5つ星のうち 4.0
市川実日子の存在感
↑もう、これに尽きます。 女優さんって演技だけじゃない 大事なのは華!これに限るって思わされる位... 続きを読む
投稿日: 2005/9/3 投稿者: 野比静香
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