エンジンオイルってどんな種類があるの?

エンジンオイルとの種類と特徴、粘度とは、品質(グレード)とは。

エンジンオイルの種類と特徴

エンジンオイルの種類には、化学合成基油、部分合成基油、鉱物油基油があり、なかでも高性能な化学合成基油ベースのエンジンオイルをお勧め。
特にエコカー・ハイブリッドカーには化学合成基油ベースのエンジンオイルが適している。

エンジンオイルの粘度

オイル粘度とはエンジンオイルの粘り気のこと。エンジンタイプによって適したオイル粘度が異なる。
※必ずご自身の車の整備マニュアルで適したエンジンオイル粘度をご確認ください。

SAE(エスエーイー)粘度分類表示

SAE(アメリカ自動車技術者協会)が定める規格でオイルの「粘度」を実用的に表した数値。
◎数字が小さいほど柔らかく、高くなるほど硬いオイルとなる。
5W-30などの数字は 「 SAE粘度分類 」 による表記。
「W」がついた数字は低温時の粘度を示しハイフンの後ろの数字は高温時の粘度を表す。
・数字が小さい - 粘度が低い - オイルがやわらかい・サラサラ
・数字が大きい - 粘度が高い - オイルが硬い・粘り気が強い

粘度分類表示


品質(グレード)とは

API(エーピーアイ)サービス分類表示

API(アメリカ石油協会)が定める規格でオイル全般の「品質(グレード)」を表したもの。
規格に合格すると≪ドーナツマーク≫を表示する事ができる。
※現在の最高グレードはガソリン車用は「SN」、ディーゼル車用は日本では「CF・CF-4」
ガソリン車用:「SJ」「SL」「SM」「SN」
ディーゼル車用:「CD」「CE」「CF」「CF-4」

※最新のガソリン車にはSMかSNを使用しましょう。
※ DPF装着のディーゼル車にはDPF保護対応オイルを使用しましょう。
DPF保護対応オイル規格 「JASO:DH-2・DL-1」

ILSAC規格(イルザック)

API規格に合格し、さらに日米の自動車工業会で組織するILSACの燃費テストをはじめ、耐熱性、触媒保護性能、清浄性能、低温スラッジ性能などのエコオイルとして必要な要求性能のテストに合格した製品に表示される、エコオイルの証。
  ※現在の最高規格は「GF-5」
  ※ハイブリット・エコカーにはILSAC規格のオイルを使用しましょう。

ACEA規格(アセア)

欧州自動車工業会の規格。
アメリカのAPIやILSAC規格との連動性はなくヨーロッパの独自規格でエンジンの耐久性をより重視して規格が決定。
(アルプス山脈越えや高速道路の速度制限の違いなど、道路事情がアメリカと異なる)
乗用車用ガソリン用 : ACEA Aカテゴリー(A1,A3,A5)
乗用車用ディーゼル用 : ACEA Bカテゴリー(B1,B3,B4,B5)
排ガス対策装置装着ディーゼル用 : ACEA Cカテゴリー(C1,C2,C3,C4)
大型ディーゼル用 : ACEA Eカテゴリー(E2,E4,E6,E7)