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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原作屈指の名場面、完全再現,
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レビュー対象商品: Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(9) (ヤングマガジンコミックス) (コミック)
原作既読ファンがやきもきしていたのが、女人袈裟(!)や花地獄以上に本巻収録の「徳川家も滅んで結構!!」ではないかと思います。 なぜ、敵方含めて女たちが十兵衛に惚れるのか? その答えがあの台詞にこめられているといっても過言ではない、 破天荒にもほどがあり、優しいにもほどがあり、苛烈にも程がある台詞。 原作をきっちり読んでいて、なによりもまず山風ファンであるせがわ先生は、 そのあたりをきっちりわかっているのでしょう。 大コマを贅沢に使ってのあのシーン。カタルシスがありました。 展開としては、一矢報いることもできず十兵衛側が追い詰められるあらすじ。 大逆転は次巻に譲ることとして、逆境下でもあきらめない十兵衛の 侠気を味わう小休止の一巻ですな。 次巻以降の怒濤の巻き返しが今から楽しみです。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
物語は佳境・・・なのか?,
By b級好き。 (石川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(9) (ヤングマガジンコミックス) (コミック)
原作を読んでいないので、今が物語のどの辺りなのか全く分かりませんが、話がとにかくゆっくり進んでいて、なかなか前へ進まない感じです。1コマが大きいせいか、迫力はあるんですけどね・・・。 しかし、この巻で、沢庵・十兵衛と芦名衆側の手の内が、不老不死の理由、般若侠の正体が各々に明かされてしまう大事な巻でもあります。 ちょっと残念だったのは、沢庵和尚にはもっと手の内があって、裏の裏の裏が・・・なんて展開かと思っていた分、私的に残念でした。 また、もっと精神的に大きいかと思っていたのですが、十兵衛の方が大きい人物になっていました。 敵の懐に飛び込んでいるにもかかわらず、たくさんの犠牲(仲間の僧)を払っているにもかかわらず、策略の浅さにちょっと残念感がありました。 物語は現在、十兵衛側に不利になっています。 それをこれからどう挽回するのか? とても気になるところです。
5つ星のうち 5.0
「滅んで結構!」,
By たけぽい (愛知県北名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(9) (ヤングマガジンコミックス) (コミック)
本作を読み始めたのは、女の子が可愛く描かれているからという単純な動機だったが、 9巻で主人公のセリフにとにかくしびれた。 大義の名の下にどれだけの人間が死んでいったのか。 この場面では、自分も読んでいくうちに自然に体制側の思考を取り込んでいたことに気付かされる。 また、人質をとられて十兵衛が敵地に誘い込まれた窮地での物語上のクライマックスの場面でもある。 「徳川家も滅んで結構!!」 このセリフのためにこの作品が存在しているとも思えたほどに圧巻。 十兵衛は問う。 乙女たちの死と引き換えに永らえる国家など何の意味があるのか。 仏法とは何のためにあるのか。正義はどこにあるのか。 深い人間性から発せられた力強い言葉に惹きつけられた。
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