108公演で32カ国を回ったワールドツアーの模様をBlu-ray化。これだけでもうファンとしては最高のセールスポイント
かと。
自分は初ビヨンセがSummer Sonic'09のマリンステージだったのですが、ほぼこのツアーと同内容をカットせずに再現
してくれていたビヨンセのチームに最大の賛辞を贈りたい気分になりました。
セットも大掛かりというかとにかくゴージャス。そしてアルバム『I Am...Sasha Fierce』のライブでの表現を余す事無く
パッケージされているのが嬉しいです。
各国のファンの高揚度も判ってさらに臨場感を与えます。なんといっても本人が観客にダイブしちゃう様なサービス精神
というかお茶目な所も良かったです。
パッケージ化にあたり編集で各国の模様を繋いでいるのにも関わらず結構タイミングもぴったりという神業が凄いです。
あれだけ踊りながら歌っても息切れ無く迫力と艶のある声を届けるビヨンセに一流エンターテイナーのプロ魂を見ました。
また、とてもマイケルをリスペクトしている所も判ります。
収録音声的には、マルチchはサラウンド効果を狙っているという使い方ではなくあくまでスタジアム級のステージ音場を
再現する方向に留めていますが、PCM5.1chは思いの外良いです。
ドルビーはまぁオマケみたいな物なので、PCMのマルチが聴けない環境の人は思い切ってPCM2.0chを聴いていた方が
むしろ臨場感は良いと思います。
唯一の不満点は、なぜ日本は他の国の様にDVD/Blu-rayが同時発売にならないのかという点だけですね。
(字幕の問題もあるかと思いますが、ここはソニーさんに頑張って貰いたい所)
というか今までのビヨンセのライブは全て国内版だとCDのおまけにDVDが付くと言う販売形態なのがちょっと頂けない
です。このせいでBlu-ray版が出ないのだとしたら、ソニーさんは猛省して欲しいです。
(なんといっても一番Blu-rayの普及をさせたいメーカーがコンテンツを提供出来ないっておかしく無いですか?)
とはいえ、こんなに安く現在最上級のライブをBlu-rayで観れる事が非常に嬉しいです。