登録情報
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| 1. Crisis |
| 2. Three Views of a Secret |
| 3. Liberty City |
| 4. Chromatic Fantasy |
| 5. Blackbird |
| 6. Word Of Mouth |
| 7. John And Mary |
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最も参考になったカスタマーレビュー
62 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歴史の一部を聴いているようだ,
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レビュー対象商品: Word of Mouth (CD)
ニューヨーク、マンハッタンを背中にFenderのフレットレス・ベースを逆さに背負って闊歩する長身のチョンマゲ結った男がいる。その男こそジャコ・パストリアスだ。ジャコは1987年9月21日(Mon)、午後9時25分、乱闘による負傷が原因でフロリダで死去。享年35歳。ウエザー・リポートのベーシストとして、世界で最も低い音を出しながら『ヘビー・ウエザー』あたりから参加。ジョー・ザビィヌル、ウエイン・ショーターといったビッグ・ネイムと互して、凌駕してしまったその天性の力は1981年『Word of Mouth』という傑作で一つの頂点を迎える。 フロリダのフォート・ローダーディルにあったジャコの自宅に、24チャンネルのライブ・レコーディング用トラックを駐車させ、その傑作は出来上がった。最初の曲『クライシス』は最初にベースとリズム・トラックだけを録音し、次にソロイストを一人ずつにベース以外何も聴かせずにオーバー・ダビングして作られている。ジャコ以外誰一人、どんな作品になっているのか知らされていなかったという。 最高作『リバティ・シティ』では彼が実は何がやりたかったかが如実にでている。『ああ、ジャコ、君はこういう風にやりたかった訳か。』と言ってやりたいくらいすばらしくオリジナリティあふれている。トゥーツ・シールマンのハーモニカ、スティール・ドラムの音、ハービー・ハンコックのピアノ、そしてジャコのベース。すべてが渾然一体となって、ひとつの生命体になりマイアミの空へと歩を進めているような気がする。至高だ。 ジャコがこの一つの頂点を迎えていたとき、日本の『Aurex Jazz Festibal』にやってきた。1982年9月5日、横浜スタジアムに僕は彼のビッグ・バンドのライブを聴きに行くことができた。のちにライブ盤『TWINS』という名前でI とIIに分けられて発売されている。 トゥーツ・シールマンやランディ・ブレッカーといった業師の中、ジャコのベースは冴えまくっていた。やはり、『ソウル・イントロ/ザ・チキン』、『コンティニウム』、『リバティ・シティ』と続いた演奏は筆舌に尽くしがたい物だった。歴史の一部を見ている.......そういった感じだった。 そんな彼も最期は、愛用のベースを売り、マンハッタンの路上で自分のレコードを売り歩くようになった。 強烈に光輝き、燃え尽き、乱闘が原因で、35歳で死ぬ。そういう人生もあるのだろう。確かに人生はなんでもありかもしれない。でもジャコ、僕は君が何を言いたかった解ってるつもりだよ。既に彼の死んだ年を越え、これからも生きて行くだろう自分を、時に遠くから眺めながら『Word of Mouth(口伝)』....彼が口から口に何を伝えたかったのか、を考えながらこのアルバムを聴いている。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歴史的名盤待望のリマスター,
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レビュー対象商品: ワード・オブ・マウス (CD)
夭折の天才ジャコ・パストリアスによる音楽史に残る名盤2007年最新の24bitリマスター、さらに言えばCD発売から初のリマスターです。 本人不在のせいなのか?内容が濃すぎてその必要が無かったのか? 今までリマスターの企画が無かったのが不思議なくらいです。 長年愛聴盤だった人は買い替え、または買い増しを 聴いた事無い人は一回聴いとけ! これを買わずに何を買うっちゅーねん? 今なら1500円!どうも国内企画のようなので世界中のファン羨望のはず 内容から見てもそりゃ安過ぎます!!
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
悪魔に魂を売る,
By Dugong "ジュゴン" (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ワード・オブ・マウス(SHM-CD) (CD)
二十数年前の高校時代からベースを弾き始めた。その後パットを聞いてJAZZにはまった。インターネットも何もないその当時、四国の田舎者の私にとって貴重なJAZZの情報源だったJazzLifeを読む限り、ジャコは間違いなく世界のベースヒーローだった。だけど、すでに狂人でもあった。とてもジャコの音が聞きたくなった。WRのハボナを聞いた。すごいと思った。パットのブライト・サイズ・ライフを聞いた。美しいと思った。肖像のポートレイト・オブ・トレーシーを聞いた。ベースという楽器の領域が広がっていた。オーレックスのインビテーションを聞いた。圧倒的だった。本当にベースヒーローだった。当然、「ワード・オブ・マウス」が聞きたい!と思った。 だけど、どこを探してもレコード屋の店頭にはない。それはもう廃盤だったから。中古レコード屋もあさりまくった。だけどない。一年探した。ありとあらゆるつてを伝って探した。やっと、とあるレコード屋の倉庫の不良品の山の中から中古屋のオヤジが見つけてきてくれた。 期待に胸を膨らませて針を落とした・・・・。だけど、そこに、ベースヒーローはいなかった。 そこには、ジャコが構築した、とてつもなく美しく、とてつもなく巨大な音楽があった。涙が出た。音楽で泣いたのは生まれて初めてだった。ベーシストが作ったアルバムとか、超絶技巧とかそんなことはどうでもいいような音楽があった。ジャコが狂ったわけが、なんとなくわかったような気がした。 それからしばらくして、ジャコは殴殺された事を、数ヵ月遅れでジャズライフで知った。一週間、ふさぎこんでしまった。音楽が恐ろしいと思った。 レビューになってないけど、音楽観を変えてしまうようなアルバムでした。ま、ひとつの参考として書いておきます。
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