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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
Close (To The Edit),
By MT515 (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Who's Afraid Of: Art of Noise (CD)
トリビアを紹介。『Close (To The Edit) 』という曲は、イエスの代表作『Close to the Edge』(危機)をもじって名づけられたそうである。プロデューサーのトレバー・ホーンはイエスにも一時期加入していた。 「ポストパンク・ジェネレーション 1978-1984」という本に、アート・オブ・ノイズも紹介されていたが、たんなる1バンドというより、最後のポストパンク・バンドかつ、打ち上げ花火というような位置づけだった。 トレバー・ホーンはマルコム・マクラレンをプロデュースした経験により、「斬新なコンセプトと常識に挑戦すること」を学んだ。そのための煽動役として元NMEライターのポール・モーリーという男をZTTに雇ったくらいである。イギリスはアメリカに比べると小ぶりな国だから、こういう変わった才能の影響が全国におよびやすいということがある。大きすぎる国よりも小ぶりな国のほうが、おもしろいことが起こりやすいようだ。
31 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
コレヲキコウ,
By 勝戸 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Who's Afraid Of: Art of Noise (CD)
アート・オブ・ノイズ(以下AON)は83年にミュージックシーンに登場した。当初は誰がメンバーであるか隠匿されていた。しかし、所属レーベルはZTTで、このレーベルを設立した元バグルズ所属のトレバー・ホーンがプロデュースしていることは明白であった。ほとんど彼のバンドと言っていいだろう。AONは、当時はまだ出たてのサンプラーを大胆に導入したことで有名である。彼らはフェアライトCMIというキカイを使っていた。初期バージョンはただの8ビットのサンプラーなんだけど、1千万以上もしたのだ。このサンプラーをメジャーにしたのは、イエスのロンリーハートなどで使われたオケヒットだろう。仕掛人はやはりトレバーである。当時彼は、イエス、ABC、フラーキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、グレイス・ジョーンズなどなどを手がける、超売れっ子プロデューサーだったのだ。 音づくりは非常に斬新であり、現代の電子音楽に与えた影響は多大だ。ほとんどサンプラーで作られた打ち込みとDX-7のシンベという手法は、いろんなところで使われたものだ。もちろん、日本の歌謡曲でも。AONをそのまま聞いたことがある人は少ないかも知れないが、どこかで耳にしているはずだ。本アルバムの5曲目もCM(確か原田伸郎のナレーションだった)で使われていたし、Mr.マリックのBGM(でゅわでゅわでゅわでゅわでゅわでゅわってやつ)や、仮面ノリダー(古くてすいません)で悪い改造人間が出てくるときの音楽(ちゃーちゃらっちゃちゃーってやつ)などなど、CMやジングルなどで多く使われた。 キーボード史というか電子音楽史を語る上で、AONは外せない。ただし、このアルバムと、「In No Sence? Nonsence!」を買えば充分。ベストでも許そう。
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