Pat Methenyの第2作となる本アルバムでその後、Pat Metheny Groupとして演奏活動するようになるLYLE MAYSが加わります。クレジットにはMAYSはピアノとなっていますが、"Oasis", "Sea Song"で人の声のように聞こえる不思議な音空間を構成しているのは彼のシンセサーザーと思われます。第3作の"Pat Metheny Group"からLYLE MAYSのOberheim Synthesizerがクレジットされ、Methenyもその後、様々な音にチャレンジしていきますが、本アルバムはその原点といえます。
本アルバム、基本的には楽器のストレートな音を聴かせるもので"Watercolors", "Lakes", "River Quay"でメンバー全員による、とてもすがすがしい、あるいはノリのよい音を聞かせてくれます。また、Methenyのギターテクニックの関心ある人には、"Icefire", "II. Legend Of The Fountain"のギター1本による演奏、"Oasis"のギターの多重録音による演奏、"I. Florida Greeting Song"のギタートリオによる演奏など、音の判別がしやすくとても参考になります。