機能ごとに簡単にレビューします。
1、タッチモード(★★★★☆)
ウィンドウズの備え付けタッチパッドを用いている人にとっては、ジェスチャ機能が搭載されているため、かなり使いやすいと感じると思います。さらに、別のジェスチャソフトをインストールすれば、ノーパソのパッドよりもパッド面が広いため、ジェスチャがやりやすいと思われます。
2、マウスモード(★★★★☆)
マウスと同じ操作方法ですが、カーソル移動の際は、ペンをパッド面から浮かせて操作します。慣れない内はブレてしまって操作しづらい感じがありますが、数分で慣れます。クリックはペンでパッド面をトンと叩きますが、慣れない内はブレてしまうかもしれません。ですが、これも数分で慣れます。
手を浮かせて操作するため疲れるかもしれませんが、マウスでせこせこカーソルを動かすよりは楽です。また、浮かせて操作するため、芯の磨耗がありません。
3、ペンモード(★★★★☆)
タッチパネルを遠隔で操作するイメージです。パッドが画面と対応しており、パッドの左端が画面の左端、パッドの中央が画面の中央という様になっています。そのため、マウスモードよりも標的への到達が早くなります。しかし、慣れるまでは、マウスモード以上に思ったところに行かないと思います。しかし、これも1時間弱で慣れます。
また、マウスジェスチャソフトをインストールしている場合、ペンのボタンを押しながらジェスチャすることも可能です(これはマウスモードも同様)。
やはり手を浮かせて操作するため疲れるかもしれませんが、それでも楽です。
4、描画(★★★★★)
bamboo FunとBamboo art Masterとの違いは、主に付属ソフトの違いなのだと思います。少なくとも、描画が仕事の人や同人誌を出版しているというレベルの人で無いならば、これで十分満足できる絵が描けると思います。描き心地も悪くないです。
Pixia(フリーソフト)とEasy Paint Tool Sai(試用版)で絵を描いてみましたが、どちらも十分満足に描けました。主にSaiを使ったのですが、筆圧感知や手振れ補正を自分で調整できますし、ペンの後ろの消しゴムも機能します(設定が必要)。紙面に鉛筆で書くよりも画面に反映されるまでに若干のディレイを感じますが、本当にわずかな遅れなので気になりません。
FunやArtMasterでは、様々なソフトがoptionで付いて来ますので、それらのソフトを使う方は、Funなどの方が良いでしょう(付属ソフトの内容はHPに掲載されています)。ちなみに、Saiを買うと5250円します。
5、その他
タッチモードとペンモード(マウスモード)は、ペンがパッドに近いか遠いかだけで切り替えることができます。そのため、タッチモードの方がやりやすい場面、ペンモードの方がやりやすい場面で瞬時に切り替えることができ、互いに不得手な部分を補完できていると思います。
サイドについている4つのファンクションキーは、クリック(右、中、ダブルなど)に加え、進む、戻る、起動、タッチモードのon/off、タスクの切り替え、デスクトップの表示など、自由に振り分けることが出来ます。
ペンの替え芯が付いてくるので(確か5本)主に描画に使う人にとってもしばらく安心です。
ペンは充電も電池も要らないので、経済的です。
総評(★★★★★)
ウィンドウ操作については、それぞれのモードが星4つの評価になっていますが、足りない星をお互いに補えているので、実質星5つになります。直感的な操作に加え、直感的に操作方法を切り替えられることは素晴らしい点です。とはいえ、トラックボールユーザーは、トラックボールの操作性には敵わないと感じると思います(私はケンジントンのトラックボールとロジクールの親指トラックボールを使っていました)。
描画については、個人的に満足です。
ということで、星5つをつけました。