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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
職人漫画家,
By カスタマー
レビュー対象商品: WANDER LAND (花とゆめCOMICS) (コミック)
山中音和といえば、かなりランクの低い漫画家であると本屋の人に聞きました。私は彼女の作品が大好きでした。既成の少女漫画の枠にはまらない、独自の世界が描き出されていて、山中さんは正に職人的な仕事(万人に受けない)をしている人だなと思って感心していました。音楽市場や映画業界が産業に喰われている御時世で、彼女の活動は特に興味深く、本当に漫画が好きな人なら注目に値するものだと思います。 彼女の漫画には背景が少なく、きっと、独りで描いておられるからだと思います。ストイックな印象さえ受ける衣装の描写の質素さ、その文前に出てくる登場人物たちの心情。本屋の漫画コーナーの片隅に、ちょこんと有る、素晴らしい作品です。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
漫画の独自の手法,
By カスタマー
レビュー対象商品: WANDER LAND (花とゆめCOMICS) (コミック)
ストーリー自体も優れており楽しめるが、漫画ならではの手法の開拓に取り組んだ点も、評価されてよいと思う。今となっては、花ゆめ系というよりは、LaLa的な内容であるが、藤田貴美といい、山中音和といい、実力派が花ゆめ本誌から抜けてしまったことが残念である。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この胸に染み込む感覚がなんとも言えない,
By
レビュー対象商品: WANDER LAND (花とゆめCOMICS) (コミック)
山中音和の作品は切ない。切ないけど心地いい。この胸に染み込む感覚がなんとも言えない。「りつ」と「ゆう」は双子の兄妹。同じ顔、同じ記憶、同じ傷を持っている。父親からの虐待により、りつには喜怒哀楽の「怒」の感情しかない。また、ゆうには喜怒哀楽全ての感情がない。壊れた心の行方は……?「晩夏」が同時収録。 心がキュッと締め付けられた。ちょっと読むのがつらかったかな。人間の心は砕けやすいから……。りつとゆうが、みつると別れるシーンが特に印象的だった。泣きました。同時収録の「晩夏」も良かった。
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