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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
夜の停車駅,
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レビュー対象商品: Vocalise (CD)
もう何年も前のことになる。私が学生だった遙か昔のことだ。FMの夜の番組で江守徹がナレーションを務めた「夜の停車駅」があった。そのテーマ曲がラフマニノフのヴォカリーズだった。クラシックを中心に,奏でられる演奏を背景として江守徹が落ち着いた声で詩を読み上げる。冬の日の夜,この番組を聴きながら,暖かい布団にくるまれているといつの間にか,満天の星の中を漂っているような気分になったものだ。ヴォカリーズは不思議な曲だ。声楽も,ピアノも,ヴァイオリンも,チェロも,フルートも,そしてシンセサイザーも包み込んでしまう。私ごとだが,私は自室でレスポールの音を歪ませて,ディレイを効かせてソロでこの曲を弾いて悦に浸っている。このCDに納められた13曲は多彩で見事としかいいようがない。同じ曲を13回聴かされてもうんざりすることなくまた最初から聴きたくなる。良い企画だと思うが,これはこの曲の持つ魔力故だろう。江守徹の声で,ヴォカリーズをテーマ曲として「夜の停車駅」が一度でもいいから復活して欲しいと思ってしまう。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
3回に分けて聴く提案。,
By マヤ (黒髪) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Vocalise (CD)
モッフォが目的で購入しましたが、全曲素晴らしかったのでご紹介します。トラック1.モッフォ(s)とストコフスキー指揮 2.M.グールド指揮 3.スピヴァコフ(vn)とピアノ 4.ラフマニノフ本人指揮フィラデルフィア管 5.アサワ(カウンターT)マリナー指揮 6.キーシン(pf) 7.ゴールウェイ(Fl)ゲルハルト指揮 8.ルボフ合唱団ストコフスキー指揮のロンドンのオケ 9.冨田勲指揮 10.Huschke(Vc)とピアノ 11.ヴロンスキーとバビンによるピアノ連弾 12.テルミカーノフ指揮サンクトペテルブルグ管 13.スヴェンソン(S)とピアノ 以下はひとつの提案です。3回に分けて、次の順にプログラムします。(基本的には録音された順、つまりこの曲が受け継がれてきた歴史をたどる感じです。分ける理由は、いい曲でも人間の集中力には限界があると思うからです。) (1)4,11,2,8・・・29年録音の作曲者の演奏から入り、61年ストコフスキー盤のの荘厳な合唱まで。なお2の演奏者は「軽音楽」というような悪いイメージをもっていましたが、第2Vnを右から響かせる「両翼配置」で、音の動きの美しさは全13曲の中でも出色でした。 (2)1,7,9,12・・・モッフォの歌は言葉にできないです。人間の「歌」とは何か、理屈ではなく骨までしみこんできました。感謝します。別格に1を聴いた後はしばらく間を置かれるべきかと。 (3)13,6,3,5,10・・・原典版の13。10のチェロとピアノの演奏のバックでは雨音、雷雨、風、そして鳥のさえずりが最後に聞こえます。これが意外なほど美しいのです。私は(たまたまでしたが)これを最後に聴いて余韻にひたされました。
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良いオムニバスアルバムの見本ですね,
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レビュー対象商品: Vocalise (CD)
クラシック入門用に交響曲の中の1楽章だけを収めたオムニバスがありますが私は反対です!しかし、これは良い企画です。13曲全てがラフマニノフ作曲の「ヴォーカリーズ」なのです。最初はストコフスキーがオケを指揮し、アンナ・モッフォがソプラノで「ahh」というような無言歌のヴァージョンから始まります。その他、ラフマニノフ自身が1929年(今から80年以上前!でもしっかりした音です)にフィラデルフィア・オーケストラを指揮したもの、その他フルートやチェロがソロをとるものなど合わせて13曲です。「退屈じゃないか?」と思われるかも知れませんが、意外に聞き比べの妙(実はクラシックの楽しみ方の大きなポイントなのです!)に共感します。意外だったのが、冨田勲のシンセサイザー録音で、まるで小型のパイプオルガンのような穏やかで美しいヴァージョンは「なかなかやりますね」と拍手を送りたいです。曲自体も穏やかで癒されるもので、きっと誰もが耳にしていると思います。大推薦!
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