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81 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
調整ではイコライザーとコンプレッサーをうまく使ってください。作業が格段に楽になります,
By htsuji (神奈川県川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ02 鏡音リン・レン KAGAMINE RIN/LEN (DVD-ROM)
(2008年6月1日追記。7月に、もっと扱いやすくなった「鏡音リン・レン ACT2」がリリースされる予定です。新ライブラリは現行版と共存可能で、購入済みユーザーには新版が郵送されます。以下に書いた話は、昨年末に発売された現行版に関する内容なので、もしかしたら将来的にはあまり考えなくていい操作かも知れません。)(6月8日追記。DTMマガジン7月号の記事によると、ACT2リリース後に出荷されるパッケージは、現行版と区別できるようデザインが少し変わり、ACT2のみが収録されるとのことです。両方の歌唱スタイルを確保したい人は、今のうちに現行版を入手したほうがいいかも知れません。) デモソングが公開された時から、初音ミクより扱いが難しそうだと言われていた鏡音リン・レンですが、「動画に字幕をつけて補わなくても、声だけ聞いて歌詞の日本語を聞き取れる」という、歌として基本ラインのレベルのものを作るのは、それほど難しくありません。ただし、DAW環境(DTMソフト)は必須と言っていいです。あるとないでは作業効率が全然違います。高価なものである必要はありません。フリーウェアもあります。 調整にコンプレッサーを使った場合には、扱いが難しいと思われているレンのほうが、むしろリンよりも楽です。ベロシティもダイナミクスも固定したベタうちの譜面をいきなり歌わせて作ったwaveデータでも、コンプレッサーにかけて音量変動を抑えてやれば、歌詞の90%以上は聞き取れるようになります。リン、レンともに、そこを出発点にして発音や音のつながりのおかしな部分だけ元の楽譜に対して修正を加えれば、あまり手間をかけずに自然な歌声を得ることができます。 コンプレッサーのソフトをどう調整するかは、そのソフトの特性や曲のジャンルによって変わるので一概には言えませんが、ダイナミックレンジをもとの1/4程度に抑えるくらいが、ひとつの目安でしょう。つぶし過ぎると、お経のような平べったい感じになります。子音が弱いと感じるなら、アタックを長めにしてください(声の出だしを圧縮しない)。逆に立ち上がりがパンパンと破裂するような雑音になってしまうなら、プリコンプレスの時間を設定してください。 意外に思う人もいると思いますが、リンのほうが音量の変動範囲は大きいので、ふたりを同時に歌わせるときは、リンの圧縮率を大きめにしたほうがいいかも知れません(レンは変化のスピードが速い)。圧縮しすぎで表現力が弱いと感じられる場合、使っているのがRMSコンプレッサーなら、平均時間を長めにしてください。それによって、声の立ち上がりの勢いは残しつつ、平均的な音量を均一化することができます。ところで、レンはメーカーがレンの得意音域と言っている範囲より低い声でも、イコライザで過剰な低音成分を削れば意外と自然な声になり使い道が広いです(低音域ではあまり音量の変動がないので、ダイナミックレンジの圧縮は1/3程度で十分)。 音符のつながりについては、漠然と「なめらかにつなぎたい」と思うのではなく、音には3要素(高さ、強さ、音色)があることを意識して、今はそのどれを優先的に処理したいかを考えながら作業すると、無駄な調整をしないですみます。どういうスタイルで歌わせるかは各人の好み。個人的には、ピッチベンドはなくしポルタメントもあまりかけないほうが子供らしい元気な雰囲気で好きですが、ミクと似た口調で歌わせたいなら、つながりの悪い音符を右クリックして上行・下行ポルタメントのところにチェックを入れてください(デフォルト歌唱スタイルでこれをチェックすると音痴になるのでやめましょう)。 子音の聞き取りにくさについては、残念ながら一発で解決できるような技法は見当たりませんが、コンプレッサーで音量変動を抑えただけでも、かなりの部分は救済されているはずです。 そして音色。レンは、低音部で母音が「え」だか「お」だか分からない変な声になることがあります。同じ高さの「え」でも、ボーカロイドは子音とのつながりに応じた複数の波形を持っていて、音符に「え」とだけ入れた場合と「て」など子音に続く場合とでは母音の部分の波形が違います。声色が変だと感じられるときは、音符を分割し、短い「て」+長い「え」などにします。これで、同じの母音の違う波形が選ばれ声色が変わる可能性があります。(ミクの場合とは、音符を分割する目的が違います。ミクの場合は発音タイミングの調整のために分割する程度ですが、ここでは声色の切り替えのために分割しています) ただし、つなぎ目が不自然になることもあるので、もとの声に問題がないならわざわざ分割する必要はありません。まず普通に入力し、変なときだけ修正してください。なお、リン・レンともに、分割でできる短い音符を本来より半音下あるいは上にずらすと、声の出始めが強調されることもあり、同じ高さの音符が続いて子音が聞き取りにくい場合の対策などに有効です。 ハードルは確かに高めのソフトです。が、ミクは、こちらの設定どおりに歌ってくれる反面、そうであるがゆえか色々と設定してやらないと表現力が弱かったのに対し、リンとレンは、声色の変化が大きいのでほったらかしでもいろんな表情を見せてくれます。修正は、駄目な部分だけをピンポイントでやればよく、必要以上にいじると泥沼化します。コントロールは程ほどにして、あとは当人たちの自主性に任せていいでしょう。うまく調子に乗せられれば、非常に面白い歌い方をしてくれます。
68 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
購入し早速使ってみました。,
By 王王七 "王王" (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ02 鏡音リン・レン KAGAMINE RIN/LEN (DVD-ROM)
感想を書いていくとだらだら長くなりそうなので、ミクとの比較点や相違点を簡潔に記します。値段はミクと同じです。つまりリンとレン、二人分でお値段据え置きということなので良いと思います。 ミクが藤田咲さんの声を元にしているのに対して、リンやレンは下田麻美さんの声を元に作られています。 下田さんはアイマスの曲〈エージェント夜を往く〉の「とかちつくちて」などで有名です。 入力画面や仕様はミクと変わりません。 リンとレンの声音についてですが、謳い文句どおり、通りの良い音色です。両者の違いは十分に出ます。 レンはボーイソプラノの感じがうまく出ていてグッドです。 しかし、ミクと比べて母音の組み合わせをつなげるのが少し難しいと感じました。 私がそれほどDTMにそこまで熟練していないというのもあると思いますが……。 まだミクをうまく調教しきれていないという方は、まずミクで上達してからのほうがいいでしょう。 でも、音色の機械臭さはミクよりも弱いです。 うまく完成させることができれば、ミクよりも人間っぽい声が出るのではないかと期待しています。 それでいてVOCALOIDの良さも残っていますので、DTMソフトとして確かにミクからの進化が見られます。 個人的には、リンやレンをミクとデュエットさせてみると面白いんじゃないかと思います。 結論です。前作ミクと共に素晴らしいVOCALOIDソフトです。 ミクよりもやや上位者向けだと思いました。以上です。
65 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
意外とくせ者?,
By OBY亭てえしゅ "てぃーだの中の人" (町田市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ02 鏡音リン・レン KAGAMINE RIN/LEN (DVD-ROM)
初音ミクに続くCV02は、二人分でお値段据え置きという値頃感もあり、早速入手いたしました。私はもちろん、すでに初音ミクは購入済みで、入力画面も慣れ親しんだものでミクの物とかわりません。ボーカロイドエンジンはミクの時よりブラッシュアップされた・・らしいけど、違いが今ひとつわからない。同じ画面でmiku/rin/lenの切り替えが出来るので、rin/lenというモジュールが追加になったという感覚です。 初音ミク用に作りためたピアノロールで早速鏡音兄妹を歌わせたのですが・・・どうもさっぱりです。ミクはデフォルトでもそこそこ自然に歌ってくれたのですが、ミクよりより細かい調整が必要かもしれません。が、声質自体とくにアタック感がすばらしいのでなんとか使いこなしてみたいものです。
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