ビートルズに影響されたバンド、チューリップがビートルズを意識して赤盤と青盤とに分けて出したベスト盤の後半部分です。はっきりいってチューリップの全盛時代は赤盤(Young Days)の方で、このMature Daysは馴染みのない曲が多いかもしれません。また、再結成後のメンバーがほぼオリジナルメンバーであるため、80年代の曲でライブで演奏されるのは少なく、特にオリジナルメンバーが財津さん1人になってからの曲(Disc 2, 4〜10)はまったく演奏されていません。この時期はレコード会社も変わるなどで、今ではアルバムが手に入り難くなっていますので、この時期の曲も一緒に収録されているのは貴重かもしれません。そして89年の解散までの流れやその後の再結成までの流れを知るにはこの時期の曲は外せません。特に強く感じるのは、バンドにはバンドの音があって、メンバーが変わると音が変わるということです。それだけに一人一人のメンバーの存在が大切なのだと思います。財津さんのソロコンサートとチューリップのコンサートではまったく音が違うことを感じている方も少なくないと思います。チューリップというと70年代のヒット曲しか知らない方も是非、第2期、第3期のチューリップの曲も聴いてください。