聴きやすい、王道かわいい系エレクトロニカ。
随所に現れるバキバキのリズムトラックが、ドリーミーでポップなメロディをかえって引き立てています。聴いているとこちらの心が浄化されていくような…コポコポと湧き出る泉、光を反射するカーテンのような滝、さまざまなイメージの水を思い浮かべることができ、まさにタイトル通り、壮大な水の物語、いかにもSending Orbsらしい作品です。
しかし、Kettelの本性はむしろ“Volleyed Iron”に出ているのではないでしょうか。どちらが優れているというわけではなく、“Volleyed Iron”がKettelの裏だとしたら、“Through Frinedly Waters”は表といった感じです。