このCDについて
ジャック・ジャクソンの初監督サーフ・ドキュメンタリー作品『Thicker Than Water』のサントラ盤。G.ラヴとのコラボ曲やジャックの新曲、ダン・ジ・オートメーター参加曲ほか、ピースフルな楽曲の数々を収録。
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ジャック・ジョンソンをカレッジ・ラジオのお気に入りとしてしか知らない人には、嬉しい驚きの1枚。波乗り好きでエレクトリックやチルアウトの音楽が好きな人には特にいい。「サーファー」誌のプロジェクトとして、2000年のビデオ・オブ・ジ・イヤーに輝いたのは、元々はサーフィンのチャンピオンからUSC映画学校の学生となったジョンソンと、学校の同級生、クリスとダン・マロイとのコラボレーションだった。だが、ジョンソンは喜んでその機会を、“サーフ・ミュージック”が中心の言葉になり得るものだと純粋に証明してみせた。確かに、エレクトリックな楽器はここにはほとんど見られず、ディック・デイルやゲイリー・ホーイのようにこのジャンルの雄に伝統的な丸鋸のような音はない。代わりにジョンソンは有機的に集中させたアコースティック中心のコレクションとして、小川のほとりの木陰でも、日射しの降り注ぎ、波が寄せるビーチでもぴったりの曲を集めた。
ジョンソンは2枚目のアルバムから「Holes to Heaven」のアコースティック・バージョン、弾けるようなインストゥルメントの「Moonshine」「Cove」を提供し、一方長年の盟友、Gラヴとゆったりしたルーツぽい「Rainbow」でデュエットしている。ラヴとバンドのスペシャル・ソースはさらに騒々しいインストゥルメントの「Hobo Blues」や魅惑的な「Honor and Harmony」にも参加している。だが、このアルバムではがらりと毛色の違うメーターズの70年代のファンキーな「Liver Splash」、フィンリー・クェイのゆったりしたソウル、フォーク・ラーガのカリアンジ/アナジ Kalyanji/Anadjiの「My Guru」、そして変わっていて頭から離れなくなりそうなナチュラル・カラミティの「Dark Water and Stars」も取りあげている。(Jerry McCulley, Amazon.com)