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The New York Trilogy
 
 

The New York Trilogy [ペーパーバック]

Paul Auster
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商品の説明

Book Description

ポール・オースターの代表作『The New York Trilogy』は、『City of Glass』(邦題『シティ・オブ・グラス』)、『Ghosts』(邦題『幽霊たち』)、『The Locked Room』(邦題『鍵のかかった部屋』)という連作的な長編小説3作からなる――いずれも、スリラーさながらの息もつかせぬペースで展開する、心をとらえて離さないミステリアスな物語だ。 --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容説明

City of Glass

As a result of a strange phone call in the middle of the night, Quinn, a writer of detective stories, becomes enmeshed in a case more puzzling than any he might have written.

Ghosts
Blue, a student of Brown, has been hired by White to spy on Black. From a window of a rented room on Orange Street, Blue keeps watch on his subject, who is across the street, staring out of his window.

The Locked Room
Fanshawe has disappeared, leaving behind his wife and baby and a cache of extraordinary novels, plays, and poems. What happened to him--and why is the narrator, Fanshawe's boyhood friend, lured obsessively into his life?


登録情報

  • ペーパーバック: 384ページ
  • 出版社: Penguin (Non-Classics); Reprint版 (1990/4/1)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0140131558
  • ISBN-13: 978-0140131550
  • 発売日: 1990/4/1
  • 商品の寸法: 19.7 x 12.8 x 1.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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IT was a wrong number that started it, the telephone ringing three times in the dead of night, and the voice on the other end asking for someone he was not. 最初のページを読む
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ペーパーバック
80年代前半に書かれた、ニューヨークを舞台にしてルースにつながったニューヨーク三部作をすべて所収。真夜中の不思議な間違い電話から生活の位相がずれていってしまう”City of Glass,”ある人物の見張りを依頼された探偵の姿を描いた”Ghosts,”そして失踪した幼なじみの天才の後ろ姿を追う”The Locked Room”の三作品。邦訳は三つの出版社からそれぞれ別に刊行されているようですが、原著は一冊にまとまっています。

オースターには、作家のファンが多いようですが、それもうなずける完成度の高さです。ドン・キホーテや白鯨からの引用など、多少衒学的と言えなくもないですが、とにかく美しい英語で、読者を妖しい世界へといざなってくれます。この三部作で、オースターは繰り返し、見るものと見られるものの関係を突きつめて行きます。自己を形成するためには外から情報を入れなければならない、しかし外からの情報は自分自身ではない、という矛盾を見つめ、自己と周りの境界線の不確かさにチャレンジしていくところが、この作品の醍醐味です。わたしは自我の存在基盤の不安定さについて考えさせられました。それほど長くもなく、読みやすい英語なので、ぜひ原著で読みたい作品です。

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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 33 VINE™ メンバー
形式:ペーパーバック
三部作としての完成度はかなり良いですが、この本の評価が高いのは、一方で三部作それぞれが分けて製本化されていることを考慮した場合、このコストパフォーマンスは評価されるべきなのではないかということです。

City of GlassとGhostsの間に関連はほとんどなく、The Locked Roomの最後の部分で、作者はCity of GlassとGhostsについて言及します。

つまり前の二つの作品は長い長い伏線であり、すべては輪が閉じられるための言葉だったと、最後の最後で明かされるわけです。

それぞれの作品の中、最後の最後で作者が作品の中、言うなればカメラのフレームの内側に顔をのぞかせます。

City of GlassとGhostsの時には、それがすごく宙ぶらりんな感覚をもたらすために、この作品は、それぞれひとつずつでは未完成といって差し支えのない読後感を与えます。

The Locked Roomでの種明かしがあって、はじめてこの三部作はひとつの作品となるのではと、最後まで読みきり、思いました。

非常に良質な作品です。

春雨の日、外に出るのがおっくうな時にでも、是非。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ペーパーバック
~今年の初め、たしか週刊文春で彼について書かれた記事を見て、そしてなにより写真をみていい男だな、というより、面白い小説を書いていそうな男だなと閃いて、まず出世作であるこの本を買いました。

一番小説らしいのは最後の"The Locked~~ Room"だけで、他の2作品は昔のATGの白黒映画を見ているかのようでした。

3作をとおしてのテーマは、「失踪」ということになるのでしょうが、それは後年の"Reviathan"にもつながるテーマであり、この作家の永遠のテーマなのでしょう。

この作家の魅力は、ストーリーテリングの上手さというより(ストーリーテリングの才も素晴らしいのですが)、それぞれが~~「詩」ではないかとさえおもえるような魅惑的な文章(パラグラフ)をひとつのピースとして構成された、楽しくそして本当に奇妙なジグソーパズル状の物語にあるのだ、と私はおもっています。ストーリーというストーリーがない"City of Glass"と"Ghosts"はまさにその典型でしょう。~

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