今作は今まで以上に楽曲が練られている印象を受けた。
2ndで開花したShadowsFall流パワーメタルを3rdの音質、演奏技術で作りこんだといった感じ。
前作では堅実だなぁとしか感じられなかったドラムがこれでもかといわんばかりに叩きまくり、楽曲に華を添えている。
ギターに関しては言うまでもなく、硬質なリフはさらにザクザクし、ソロはさらにメロディアスに、決して路線を変えずにひたすらShadowsFall節全開!!
ただ一つ難点を言うならば、、ブライアンのボーカルラインがワンパターン化されてしまっている点が残念でならない、M6,M7で聞かれるように今まで聞けなかったメロディラインにも挑戦しているが、そこではもともとH/C畑出身であるがゆえに歌の下手さを露呈してしまっている。楽曲の充実振りに対してボーカルだけが遅れをとっている感は否定できない。
「H/C畑出身にしては上手く歌えるボーカル」ではなく、H/Mのフィールドでも十分に通用するぐらい歌えるボーカルに成長することを期待したい。
もちろん、吐き捨てや咆哮のパートはえらいかっこいいんだけどね。
自分の好きなバンドであるがゆえに悪い点が見えてしまうが、アルバムトータルとしては最初に書いたとおり、本当に良く練られた楽曲を高い演奏技術で作りこんだすばらしいアルバムだと思う
特典のDVDの内容は3曲のライブと、ギター、ドラム講座(!?)
ライブは若干音と映像は悪いが、やはり彼らの本領発揮といったところで迫力は十分。
ギター、ドラム講座は彼らがいかにテクニシャンかが理解できる、特にドラムは必見。