やはり期待を裏切らない作品だったと思います。
1作目の「Seedring」2作目の「Sprout」のアーティスティツクな世界観を踏襲しつつ、今作については、トーマスのメッセージ的な要素も強く込められています。
キャストは、過去の作品でも同じみのロブ・マチャド、ダン・マロイ、ジョエル・チューダー等が、今回もいい味を出しています。(ニューフェイスのデーン・レイノルズの演技にも注目。)
音楽については、マットソン2、レイ・バービーといった強力な布陣が、作品のエンタテイメント性をより高めています。
心地よいリズムのムービーなので、頭をからっぽにしてまったりと観ていたい気分になりますが、サーフセッション、音楽、ファッション・・細部にわたって見どころ満載です。
サーファーは勿論、そうでない高感度な人達にとっても、バイブル的な映画といって過言ではないでしょう。ライブラリーの基本在庫として1枚持っておきたい映画です。
「サーフィンをやりたい」「旅に出たい」「音楽を聴きたい」・・・
作品を観終わったあと、単純にそんな欲求にかられるだけのサーフィン映画は少なくありません。もちろんそれだけでもGoodだと思います。
しかし「The Present」という作品は、それだけで終始しません。
「みんなが忘れがちだけど、今一瞬、この時が実はとってもスペシャルで溢れている。」
そんなトーマスのピュアでストレートな思いにインスパイアされることになるはずです。