堀は冒頭にて、「こんな人が結局『得』をしている!」と題して、本書のポイントを解説している。それによると堀は、「貸しはあっても借りは少ない」人生を理想と語っているが、21章にわたって本書で述べられていることは、まさに人生における「貸し」を、いかに自然に、無理なく作っていくかという方法に尽きる。各章のタイトルは、「『自分本位』になれない人は偽善者だ」「自分の魅力・才能を“最高値”で売り出す法」といった刺激的な言葉が並ぶが、さまざまなエピソードやキーワードを織り交ぜながらも、追求しているのは、「損して得取る」方法、ただひとつといえよう。
ビジネスの世界には、「顧客本位主義」という言葉があるが、本書に書かれている内容も、それに通じるものがある。自分が得をしたいのなら、まず他人に対して得をさせるべきだが、それが自分に無理を強いるようなものであれば、する意味はないというのが、本書の主張である。本書に書かれている、「損して得取る」方法とは、どれも、それほど難しいものではない。(朝倉真弓) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
|
私は自分で自分のことを積極的な前向き人間だと思ってました。それ自体は間違いないことですが、「夢や希望、目標が、現在から乖離したとても魅力的な世界となり、しかしそこへ到達するには計り知れない努力をしいられ、かえって余計なストレスをためこんでないだろうか。現在を見つめ、そこから積みあがるビジョンこそが大事なのであり、過去や未来にとらわれず、あなたが光り輝くのは現在をおいてほかには無い。そうすればおのずと幸せは向こうから勝手にやってくるのだ(かなり要約)」。
目からうろこの思いでした。他にもためにな!ることがたくさん書かれてます。この本の通りに気の持ち様や行動を変えてみたところ(といってもこの本に書かれてるほんの一部分を拝借しただけですが)、なるほど今までよりも忙しいにもかかわらず、ストレスをあまり感じなくなり、日々充実感を覚えるようになりました。いい意味で自分本位で、今を生きる実感を感じつつ、それでいて着実に前に進んでいるような、今までに感じたことの無い自由な気分です。
長々書きましたがとてもいい本です。皆さんもご一読下さい。
「過敏対応から突然変異を起こせ」とか、「超伝道回路を自分に作れ」とか、「欠点のおかげで今の自分がある」等、多くの気に留める表現を拾うだけでも読む価値がある本だと思います。
「主体性の確立」のための副読本として持っていたい本だと思います。