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Fantasticaを救える人間の子どもが自分だとわかり、本の中の世界に飛び込んでいったBastianが、生まれかわったFantasticaで自分の物語を生きていくのが後半です。
Bastianは自分の願いを真実に変える力を持つのですが、一つ真実に変えるたびにひとつずつ人間の世界での記憶を失っていきます。後半は、力を手にして、少しずつ変わっていくBastianを見守る外側からの視点で読み進めました。
勇気があって強い「ヒーロー」的なAtreyuが冒険をする前半と、弱くて外見も決してよいとはいえないBastianがどんどん変わってヒーローになり、自分を取り戻して自分の世界に帰るための道を探すたびを見守る後半。2つの冒険に引き込まれていきます。
悪者を倒して終わり、という冒険ではなく、色々考えさせられるお話です。
この本をはじめて読んだのは大人になってから。思うところあって今年は子供の本ばかり50冊ほど読みましたが、この本は私の一番のお気に入り。エンデの魅力に酔いしれる本です。まさにファンタジーの天才!
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