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The Namesake
 
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The Namesake [ペーパーバック]

Jhumpa Lahiri
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

From Publishers Weekly

   今年もっとも期待される本のひとつ、ジュンパ・ラヒリによる初の長編小説で、1999年にピューリツァー賞を受賞した『Interpreter of Maladies』(邦題『停電の夜に』)に続く第2作だが、単に個々の話を寄せ集めたものではない。25年という歳月を断続的につづった物語は、新婚のアショクとアシマのガーングリー夫妻が、1968年にマサチューセッツ州ケンブリッジに移り住むところから始まる。そしてまもなくアシマは息子を生んだ。伝統に則って母方の祖母が命名し、その名を記した文書がインドから発送されるが、その文書が届かなかったために、ゴーゴリという愛称がそのまま命名される。アショクは工学の教授になるが、いっぽう、意に反してインドを離れたアシマは、新しい環境になじめずにいた。

   時が経ちティーンエージャーになったゴーゴリは、インド人であることや、風変わりな名前を恥じていた。イェール大学に入り、コロンビア大学の大学院に進んだ彼は、自分の名を捨て、正式にニキルと改名する。ゴーゴリがマンハッタンの裕福な白人家庭に移り住み、ラルフ・ローレンの広告さながらの生活をはじめるくだりは、本書の中でもとくに印象的な場面である。ここではラヒリの卓越した観察眼がおおいに駆使されており、また、多くの人があこがれる地で味わう、よそ者という疎外感を描き出すことにも優れた才能を発揮している。

   ゴーゴリの父親の死の後にこのエピソードを割り込ませることで、ラヒリは物語を突如1年後に移す。結婚、離婚、そして息子としての複雑な心境に悩むゴーゴリ。こうした概略が、じつは本作の難点を助長している。調和に欠いた展開によって、感情的な側面が章ごとにバラバラに見えてしまうからだ。ラヒリは美しく生き生きとした絵画的な描写を多用しているが、一家のささやかな一代史にとどまらないこの物語には、そぐわないように思われる。前作で得たあまりに高い評のために、やや物足りなさも感じられるが、もしこれがほかの著者であれば、文句なしの長編デビュー作と絶賛されるところだろう。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容説明

Jhumpa Lahiri’s Interpreter of Maladies established this young writer as one the most brilliant of her generation. In The Namesake, Lahiri enriches the themes that made her collection an international bestseller: the immigrant experience, the clash of cultures, the conflicts of assimilation, and, most poignantly, the tangled ties between generations.
The Namesake takes the Ganguli family from their tradition-bound life in Calcutta through their fraught transformation into Americans. On the heels of their arranged marriage, Ashoke and Ashima Ganguli settle together in Cambridge, Massachusetts. An engineer by training, Ashoke adapts far less warily than his wife, who resists all things American and pines for her family. When their son is born, the task of naming him betrays the vexed results of bringing old ways to the new world. Named for a Russian writer by his Indian parents, Gogol Ganguli knows only that he suffers the burden of his heritage as well as his odd, antic name.
Lahiri brings great empathy to Gogol as he stumbles along a first-generation path strewn with conflicting loyalties, comic detours, and wrenching love affairs. With penetrating insight, she reveals not only the defining power of the names and expectations bestowed upon us by our parents, but also the means by which we slowly, sometimes painfully, come to define ourselves. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • ペーパーバック: 291ページ
  • 出版社: Mariner Books; Reprint版 (2004/09)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0618485228
  • ISBN-13: 978-0618485222
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.5 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なんの変哲もない移民の家族の物語なのに、「人生」や「家族」にまつわるもろもろがしみじみ胸にしみわたる。アメリカに移住したベンガル人の若夫婦が、二人の子供を育てていく。語りの中心となるのはゴーゴリと名づけられた息子だが、ひょいひょいと登場人物のあいだで視点を動かしながら、人生の小さなエピソードが丁寧に積み上げられていく。途中、ニキルと改名したゴーゴリが、二重の名前、二重のアイデンティティーで生きながら、自分をゴーゴリと名づけた父の心情を思いやるラストが切ない。単なる移民の物語ではなく、「人生の成り立ち」を普遍的に描く、傑作である。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
三つの層 2004/8/28
By kh VINE™ メンバー
形式:ペーパーバック
 アメリカで暮らすインド人の夫婦が、子供の名前をつけようとして、インドにいる祖母に命名してくれるように手紙で頼む。ところがその返事の手紙が届かず、とりあえずということで、父親は息子にゴーゴリという名前をつける。父親が崇拝していたロシアの作家の名前だが、その名前には父親の個人的な事件による、特別な思い入れがあった。

 作者は、このゴーゴリという息子の名前を思いついたとき、この小説は勝負あった、と思ったにちがいない。アメリカ社会にすむインド人で、ゴーゴリというロシア名前をもつ若者。息子はその名前を拒否して、改名する。しかしその名前で過ごした思い出までが消えるわけではない。作者は、ゴーゴリの父親、母親、ゴーゴリの幼児期から、青春、結婚とたんねんに描写していく。どこにでもあるような人生をつづりながら、人生の経験は、その人だけののものであるということを静かに語りかける。

 ファンタジーや、派手な道具立てなどに飽きた人に、ぜひおすすめしたい。最後の場面にたどりついたとき、なんだか長い旅をおえたような気になる。そしてこれこそが、長編小説を読む醍醐味だったとわかる。

 以前にニューヨーカーに前半の三分の一くらいが紹介されていたが、さすがというべきか、その刈り込みかたがじつにうまかったことを、あらためて思ったりする。

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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
アメリカを舞台に、そこに移住したインド人家族を描いています。
主人公は、二世のゴーゴリ(ニキル)です。
彼は、ベンガル式の命名法に拘った両親によってゴーゴリと名づけられます。もう一つの名前ニキルも大きくなって付けられますが、ゴーゴリと呼ばれています。
彼は、両親のベンガル式の生活様式や考え方、価値観に反発します。そして、大学に入学し、家を出て寮に入るのを機会に、ニキルを正式の名前とするための手続きをします。それは、ベンガル方式からの離脱であり、アメリカ社会への適合の決意です。
そうした彼の決意が揺らぐのが、父親からゴーゴリの由来を聞いた時でした。そして、その父親の死に直面した時、彼はそれまでのアメリカ人の二人の恋人から、インド人の恋人を選びます。まさに、インドへの回帰です。
しかし、その女性との結婚は破綻します。何故なら、その女性もインドへの反発の精神を持って生きており、ゴーゴリのようにインド回帰の気持ちがなかったからです。
アメリカとインド、両親の世代と二世の世代、こうした二面性が、モザイクのように絡み合いながら、主人公ゴーゴリは成長して行きます。

ラヒリのこの作品は、視点が何度も何度も変わります。従って、一つの視点でないので、それぞれの考え方がきちんと描写されて、いろいろな考え方が公平にきちんと描かれています。
一方で読んでいて、戸惑いを覚えてしまったことも確かですし、主人公への共感がしにくい面もあることは確かです。
それでも、それを十分に補って余りある作者の筆力が、読者を魅了してくれます。
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主人公は、アメリカにわたり住んだ両親をもつインド系アメリカ人の青年。
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投稿日: 2010/1/16 投稿者: Rumiko
淡々と、
この作品の主人公はアメリカに渡ったインド夫婦の子供として生まれ、ロシアの作家「ゴーゴリ」にちなんで名前を付けられた男ゴーゴリを追う物語です。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/16 投稿者: cobo
家族とは何でしょうか
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ということで読んでみましたが、
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投稿日: 2008/2/8 投稿者: 小口栞
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