ほかの方が指摘している通り、話の展開が遅すぎ。3巻で結構ひっぱったのでそれなりの展開があると期待していたのだけれど…。ただ、最後に大きな局面を迎えるし、いままでなかった青春の逡巡があるのが見所。本シリーズは一部でボーイズラブ的な評価を受けているらしいけど、王道的な青春エッセンスも含まれていることをも忘れてはいかん。メグの「ずっと変わって欲しくない」というセリフが本作ではとても印象的。そうなんだよね。永遠が信じられるのも、そう望むのもこの時代ならでは。うる星やつらのしのぶが願い事を一つと言われて「ずっとこのままみんな変わらずに」と願ったのをなぜか思い出した(「やっぱり間違ってた」というオチがつくけど。あと同昨の押井守監督ビューティフル・ドリーマーも同様)。誰もがモラトリアムの中にありたいと思う時間の中で、ひとり達観してしまった歩がいる。この先いったいどうなるのか。なんだか締めっぽく終わっているけど、さすがに、これで終わりはないよねぇ。。。(いつも完結しているのかそうでないかわからずなので)。期待値を込めて、4点。