書き下ろし作品。
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その心をこじ開けたのが転校先で出会った『秋本』だった。
『秋本』が「おまえが必要なんだ」という本気の思いをぶつけ続けたことが、
『歩』の閉じた心を開いていった。
これが1巻までの話。(だと思う)
2巻は、完結していた話の延長として、
「『歩』は相変わらず幸せです」ってメッセージを感じた。
たぶん人間関係で苦しんできた人は、
この本に何か感じるものがある。
『歩』に共感するのではないかと思う。
私は、「誰かの何気ない言葉が自分のことを言っているのではないか」、
好意的に接してくれているのに「こいつは僕をからかっているのか」と
何もかもに怯えて、信じないことで傷つかないようにしている『歩』に共感した。
また、共感した『歩』が誰かに必要とされ、笑顔になることが心地よかった。
軽めに読ませて、実は深く、懐かしいような、人っていいな、出会いってかけがいのないものだな、と思わせる何かがこのシリーズにはあると思います。
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