運というものは、本当にあるのか? あらゆることにツイている強運な人と、不運な人がいるようにみえるのは、なぜなのか? 幸せで満足のいく人生を送る人がいる反面、失敗と不幸に見舞われ続ける人がいるのは、なぜなのか? これは単なる宿命なのか、それとも不運な人でも、運と人生を改善する方法はあるのか?
そこで、リチャード・ワイズマン博士の登場だ。博士は10年前に、とらえどころのない運の要因をつきとめようと、思い立った。遺伝子、生い立ち、知性、スキル、性格などが関係しているというこれまでの仮説を受け入れるかわりに、博士が行ったのは、本人たちに直接会って、運のよい人、悪い人の、思考体系と体験を分析することだった。メディアによる全国的な呼びかけが効を奏し、ワイズマン博士の研究チームは、自分の生活を3年間の研究対象としてもよいというボランティアを400人も確保することができたという。果たして結果はどうであったか。運に対する斬新な見解が生まれた。研究対象中の運のよい人たちは、その姿勢と行動を通じて、自らの幸運をつくり出していたことがわかったのだ。
ワイズマン博士は最終的に、幸運な人生を送るか否かを決定づける、4つの大きな要因を発見した。経験から得られた確かな事実に基づき、博士はこの研究結果を使って、自分を運が悪いとみなす人のグループに、運のよい人たちのように考え行動する方法を教えた。その成果は、驚くべきものだった。なんとほぼ全員の参加者が、運、自尊心、健康、自信、成功などの面において向上がみられ、人生に大きな変化が訪れたことを報告したのだ。
ワイズマン博士の、この画期的な研究における原理は、運を高め、人生さえも変えてしまう方法を示してくれる。(Book Description) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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「自分が幸運である」と思えるってことのようです。
運、不運の発生確率は、人類皆同じ。
神がいないという前提なら、全ての発生確率は老若男女
古今東西、どんな人でも同じのはず。
確率が同じなら、成功するために、どうするか。
答えは、挑戦する回数を増やすということでしょう。
10回挑戦する人と、1万回挑戦する人との差は、
歴然である。確率が同じ10分の1なら、前者は1回。
後者は千回成功するのだ。
恋愛なら発生確率に個体差があるかもしれないが、
ならば、挑戦回数を増やせば解決するだろう。
だが、ほとんどの人はそれができない。
一度の失敗で、自分は運が悪いから次挑戦しても意味がないと
行動しなくなるのだ。そして自分は運が悪いと思ってしまう。
失敗が、将来に対して何の因果関係もない。
この事実を真剣に科学的検証、前向きに行動させる考え方を
統計的に出した、大変ためになる書物でした。
実行して、そしてさらに実行する。その意味がわかる良書です。
心理学者であるリチャードワイズマン氏が、アンケートや一対一の面談によって沢山の幸運な人と不運な人を調査、研究し、その結果から運をよくする方法を導き出したのが本著です。
被験者の体験談が沢山載っているためもあり、一行が六十数文字、一ページが三十九行と、内容量は多いです。
私のもとにこの本が届いたとき、内容の多さから、少し読んでやめるだろう、と思いました。しかし、難しい単語が少ないのと、「目から鱗が落ちる」ほどのことはなくても、各ページが少しずつ面白いので、最後まで読めました。
この本で運を高めるため、思考や行動を変えることは可能です。しかし本著によれば、『内向的』『外交的』という人間の性格の方向性が運に大きく関わっています。そのような方向性は生来の性格であることが多く、なかなか変えにくいので、限界があると感じました。
同じ著者による"The Little Book of Luck"という本も出ています。内容は"Luck Factor"のダイジェストではないですが、薄い本を読みたい人は"The Little Book of Luck"がいいと思います。
また、ワイズマン氏は本著"The Luck Factor"では迷信を排除しているのに、"The Little Book of Luck"ではお守りの類(ラッキーチャーム)を持ち歩くことを推奨しています。この点は矛盾だと思いました。
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