目下、日本語に訳出中のJ.M.ロバーツ著の『世界の歴史』(邦訳版は全10冊)の原書です。翻訳は旧来の監修者制をとっており、異言語から訳する際に必ずともなう誤謬・錯誤が認められるため、基礎的な英語が読める方々には、是非とも原書に当たって御覧になることをオススメ致します。著者が英国人であるせいか、どうしても「西方ヨーロッパ世界」中心のモノの見方を免れては居ませんが、一読に値する書物であることは否定出来ません。「いかに多くの人間に影響を及ぼしたか」という明確な視点からの取捨選択が施されている点で随分と参考になる本ですよ。