登録情報
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| 1. New coat of paint |
| 2. San Diego serenade |
| 3. Semi suite |
| 4. ,Shiver me timbers |
| 5. Diamonds on my windshield |
| 6. Looking for the heart of Saturday night |
| 7. Fumblin' with the blues |
| 8. Please call me baby |
| 9. Depot depot |
| 10. Drunk on the moon |
| 11. Ghosts of Saturday night |
このアルバムは,1974年の作品で,1949年生まれの彼は,当時25歳だ
ったということになります。彼の歌の主人公は中年から初老の酔いどれ
というイメージがあったので,今回改めて確認して意外に思いました。
しかしよく聴きなおすと,ボヘニアニズムやデカダンスの底に,青年ら
しい甘美なロマンティシズムが流れているように思われました。
一曲目の「ニュー・コート・オブ・ペイント」は「オレたち二人で街
を塗りかえ!!てやろうぜ」といったノリの曲です。最近では,内野聖陽と
秋山菜津子の二人芝居「ブルー・ルーム」のオープニングとエンディン
グに使われていていました。
2曲目の「サンディエゴ・セレナーデ」は,シンプルながらも心に沁
みる歌詞とメロディーで,ちょっと泣かせます。
3曲目の「シヴァー・ミー・テンバーズ」は,過去に別れを告げ,新
たなる船出をする時の心意気を歌っているように,私には聞こえます。
いずれも,一度聴いたらいつまでも心に残る名曲ぞろいです。
人生という旅の道連れにふさわしいアルバムです。
トム・ウェイツの代表作と言うといつも<クロ-ジング・タイム>や<レイン・ドッグ>が取り上げられていますが、どれか一枚ならば私は絶対に本盤を推します。間違いなく名盤です!
そしてこのアルバムは、初めてトムウェイツを聴く人でも聴きやすい、キャッチーでメロウな曲が満載されていて、ラストまで気持ちよく聴きとおすことが出来る。飛び抜けて凄い曲があるわけでもないが、名作というに十分な出来である。まずはこの一枚から、彼の世界に入ってみるのはいかがだろうか?
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