この本はイギリスでとても人気があり購入者に高く評価されています。分かりやすい作り方の説明、写真の美しいことで人気があるようです。なので石鹸作りへの願望や意欲はどんどん湧いてくることと思います。しかし材料の説明はサラッとしか触れていないのでその点で石鹸作りに慣れている方は物足りなさを感じるかもしれません。しかし見ていて楽しく、持って損はしない本です。特に日本の石鹸作りの本を既にお持ちの方には違った視点から手作り石鹸を見ることが出来、更に材料配分などもかなり日本のものとは異なっているので大変興味深いことでしょう。ただし、どのレシピも一回分作るには多過ぎるような気がします。日本の参考本の2倍の量はあります。なので私はレシピのみを参考にし、オイル等の分量は自分で計算しています。材料のオイルに関しては安価で比較的入手し易いものが使われているのでレシピに沿って作りやすいでしょう。また日本の手作り石鹸との大きな違いは「ゴツゴツして岩みたいな石鹸」が多いことです。ツルッとして柔らかそうな石鹸は紹介されていないです。これは硬水地方の石鹸レシピだからかもしれません。石鹸作りに慣れた方には是非お薦めしたい本ですが、初心者の方には他に「お風呂の愉しみ」前田京子さん著、や「肌に髪に優しい石鹸」タオさん著の本を強くお薦めします。後者二冊は特に肌にとって良い石鹸のレシピが豊富で作り方の説明もより詳しいです。