雑誌記者のBlomkvistは経済界の大物であるHenrik Vangerから、極秘の依頼を受ける。それはVangerが可愛がっていた姪のHarrietの消息であった。何十年も前に忽然と姿を消した姪は、誰かによって殺されたに違いないとVangerは考えている。そして犯人は自分の一族にいると考えてずっと捜し求めてきた。そのことにのめり込むことで、彼は会社の経営者としての能力を失い、会社も斜陽である。彼は自分が死ぬ前に真相を知りたいと望んでいるのである。
Blomkvistはやがて、古い写真の中から衝撃的な新事実を発見する。そしてHenrikの消息を掴むためにSalanderと組むことになる。貧困と虐待の中で育ったSalanderは、発達障害を持った、一見すると少女のようにしか見えない女性であるが、天才ハッカーであり、特異な知性を持っている。
姿を消した姪を必死で探し続けるVangerの心情と彼の一族の歴史、Blomkvistの恋愛遍歴、Salanderの悲しい半生などが互いに絡まりながら、魅力的なストーリーを形成している。
英語はスウェーデン語からの翻訳なので、かなりシンプルであるから、読みやすいだろう。