『エリザベス』で評価を得たシェカール・カプール監督の作品。『アラビアのロレンス』と比較されてしまうある意味可愛そうな作品です。
戦闘に疑問を感じ、軍隊を辞めた男(ヒース・レジャー)が、仲間から臆病者を意味する白い羽根を渡される。しかし、彼は仲間の危機を救うため、戦場へ向かう…、といった感じのストーリー。
戦闘シーンには見るところがありますが、ヒース・レジャーのとった行動などに疑問を感じる方が多かったのではないでしょう。個人的には、ケイト・ハドソンの役にも。私が一番に思っているのが、『パール・ハーバー』もそうであったように、戦争+恋愛の作品は、成り立たないということ。戦争映画の好きな人たちは、戦争映画には恋愛など必要ない、むしろ邪魔だと思っているのではないでしょうか。感情移入しにくいというか、ごちゃごちゃしてしまう。戦争映画は戦争、恋愛映画は恋愛。どちらも見せようとすると駄作になりがちです。そういう意味で、この作品は評価がいまいちなのではないでしょうか。
しかし、見るところもあります。もちろん、戦闘シーンは素晴らしいです。迫力もあり、戦闘を上から撮ったシーンは素晴らしかったと思います。そして、ジャイモン・ハンスゥの演技。役どころも素晴らしかったのですが、友を救うため必死に戦う彼の演技は素晴らしかったと思います。音楽もジェームズ・ホーナーで、素晴らしいスコアを聞かせてくれます。いいところも、たくさんあるので惜しい作品だと思います。
DVDの仕様としては、DTS音声、映像特典も付いていますので、まずまずのないようですが、最初はレンタルが無難です。コレクションにするかと言われれば、微妙です。