代表的な短編が17編載っていて次から次へと楽しませてくれる。前書きの「The New York Times Book Review」でこの作品について日常生活で隠れているが近くに存在する微妙な世界を表現しているというようなことが書いてあったがまさにそんな感じである。ユーモア、温かさ、時には皮肉も交えて日常生活とメルヘンが同居する不思議な世界という感じ。特にJay Rubin 訳はそんなHaruki Worldをうまく英語で表現しているような気がした。中でもハンバーガーショップを襲撃してたくさんのバーガーを要求しながら飲み物は自分で払うと言い張る「パン屋再襲撃」はこっけいで面白かった。