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The Deceiver
 
 

The Deceiver [マスマーケット]

Frederick Forsyth
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

世界情勢は急変し、共産主義は崩壊した。イギリス秘密情報機関SISのベテラン・エージェント、騙し屋ことマクレディは、引退を勧告されてしまった…。“最後のスパイ小説”マクレディ・シリーズ四部作第一弾!
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

その年、騙し屋サミュエル・マクレディは外交官を名乗り、カリブ海の英領バークレー諸島を訪れていた。まばゆい光にあふれ“サンシャイン”と呼ばれるその島は、一見、平穏そのもののように見えた。が、島はイギリスからの独立をひかえ、独立反対運動と初代首相の選挙戦で揺れていた。そういうなかで、マイアミから休暇で釣りにきていた刑事が消息を絶った。彼は以前から追っていた麻薬犯罪組織の手掛かりを偶然この島で見つけていたのだ。そしてそらに、現職の総督が何者かに暗殺された。二つの事件は関係があるのか、総督はなぜ殺されねばならなかったのか。“外交官”マクレディは騙し屋の本領を発揮し、真相の究明に乗りだした―。雄々しく闘ったスパイたちに捧げる鎮魂歌。マクレディ・シリーズ4部作完結篇。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • マスマーケット: 496ページ
  • 出版社: Bantam; Reprint版 (1992/6/1)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0553297422
  • ISBN-13: 978-0553297423
  • 発売日: 1992/6/1
  • 商品の寸法: 10.5 x 2.7 x 17.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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By APRICOT
形式:文庫
邦訳版は「騙し屋」、「売国奴の持参金」、「戦争の犠牲者」、「カリブの失楽園」の4冊のシリーズ物になっている。だが、原書は "The Deceiver(騙し屋)" という1冊の本で、内容的にも1冊の本だと思うので、4冊を1冊扱いにして書評を書く。

サム・マクレディ、叩き上げの敏腕工作員、通称 "騙し屋"。だが、冷戦緩和に伴う英国情報部のリストラで "肩叩き" の対象にされる。これに抗議するマクレディの要請で公聴会が開かれ、彼の輝かしい功績が4つ紹介される。邦訳版はこの功績1つずつを1冊の本にしたわけである。

功績紹介の合間に "インタールード" として、公聴会の模様やマクレディの現在の思いなどが淡々と綴られる。功績の話よりも、このインタールードの方がおもしろかった。それでも全体的なまとまりに欠けるのか、「時代が変わったとは言え、これほど活躍したスパイがリストラとは…」という感慨が、あまり伝わって来なかった。

功績の1つ1つはいわば中編だが、フォーサイスは基本的に、話をスピーディに進める作家ではないので、短い話はあまり向かないように思う。比較的おもしろかったのは第2話の「売国奴の持参金」。西側対ソ連の虚々実々のだまし合いが、ハードなタッチで描かれ、なかなか読ませる。

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形式:文庫
騙し屋、サム・マクレディ・シリーズの四部作の第一弾。
イギリス秘密情報機関SISのベテラン・エージェントにして最後のスパイマスター。
騙し屋の名のごとく、DDPS「欺瞞、逆情報及び心理工作」部部長は、敵国のスパイ達の心理(あるいは味方の心理)を読んで、相手の裏をかく作戦を立てていく。
切れ者で敵にも畏怖されているにもかかわらず、見てくれはよれよれのコートを着た気のいい中年の男やもめ。
しかも、男女問わずスタッフから尊敬され、女性スタッフの大半がだらしないネクタイを思わず直したくなるほどの魅力の持ち主でもある。

そんな彼が冷戦の終結とともに、ポストを追われる日がやってきた。
マクレディと部下のゴーントは聴聞会を要求し、かつてのマクレディの活躍を思い出してもらい聴聞会の委員に判断を委ねることにした。
まず、ゴーントが引き合いに出した事件が、ソ連軍の将官、イェフゲーニィ・パンクラティンにかかわる事件。

スパイの緊張感と、スパイとスパイマスターの信頼関係について描かれます。
ラスト、マクレディの一見冷酷にも見える行動の影にも彼の優しさがこもっている気がします。
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By noeljk
形式:文庫
サム・マクレディは僕の好きなタイプの人間です。
プロで、組織にとらわれたがらない、でもその組織の中にうまいことファンや協力者を(それも目立たないよう)持っている、といった感じが、1冊読み終わるころにはつい共感をもってしまいます。

サム・マクレディが表舞台から(まあスパイの世界に表も裏もない様な気がしますが)退場していく様はまさに一つの時代の終焉の象徴なんでしょう。
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投稿日: 2004/6/9 投稿者: プルトニウム
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