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いずれの作品も世界中で大ベストセラーとなり、前2作は映画化もされた。今年(2004年)公開される「ボーン・スプレマシー/殺戮のオデッセイ」の全米でのオープニング記録は過去の全ての007シリーズの映画のそれを抜いたという。今や世界は新たなスパイ・ヒーローを迎えているのだ。
ボーンはジェームズ・ボンドとは違って格段に人間臭い男である。記憶を亡くすという大きなハンデを悩み、苦しみもがき、周囲の友人たちの助けを借りながら段々と克服していく。しかし、それと同時にさまざまな強敵たちとも闘わなければならない。ボーンはあくまでも愛する者たちを守るために闘うのであって、世界を救うといった大袈裟な大義は彼には無いように思える。
なにもともあれ、長編スパイ・サスペンスに興味ある方、映画版を観てジェイソン・ボーンの世界にはまった方は是非3部作全てをじっくりと楽しんでもらいたい。
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