ものものしい雰囲気で始めるM-1「The End」は短いながらも、このアルバムがどういうものかを公然とアピールしています。だって曲名がThe Endですからね。一発目から終わりですから。さらに続くのがM-2「Dead!」。これは前作にはなかったかなりポップな曲です。個人的には大好きですね。前作からの進化をまじまじと感じさせてくれるM-3「This Is How I Disappear」とM-4「The Sharpest Lives」。こんなにもノリが良く、それでいてヘビーでかっこいい曲はマイケミだから出来るんだと思います。たった四曲でマイケミの変化と成長が感じられます。喜ばしい限りです。そしてやってくるのはファーストシングルのM-5「Welcome To The Black Parade」。初めて聴いた時に思ったのは、「Queenみたい」って事でした。つまり、壮大でダイナミック、そしてドラマチック。一曲の中に山と谷がしっかりとあります。それは本当に素晴らしい構成の上で成り立っています。もはや感動的です。さらにM-9「Cancer」はピアノを十分に生かしたバラードになっていて、今までにない感動的なマイケミが楽しめました。まるでJetの「Look What You've Done」を連想させるようなロックな楽曲でした。よく言えば変化、悪く言えば変わってしまったマイケミですが、個人的には最高の成長だと思っています。コーラスも前作以上に素晴らしいし、前作と変わらないマイケミらしさも残っているわけですから、不満の一つも見つかりません。できれば多くの方に堪能して欲しいです、マイケミの成長を。