・今こそ理解できるのが「ドラッカーの論文」である。
・本当に38年も前に執筆された論文とは思われない。今の日本が最大の課題としている少子高齢化問題、年金問題、CSR等々、本書1冊に込められた問題提起には恐れ入る。
・特に筆者は第'V部多元化の時代で展開している組織論に興味を持った。「新しい存在としての知的組織(p196)」を視野に入れた新しい時代の組織論が述べられている。
・ドラッカーは組織の社会的責任を基礎に据えて、「社会のニーズを機会として自らの業績に転換することこそ企業にとっての倫理的責任である」と述べている。
・また、「成果が主人公になり、あらゆる意思決定の中心になっている」とも分析している。
・この他にもドラッカーの示唆は的を得たものである。本書は読めば読むほど味が出る名著であることは万人が認めるところであろう。
・30数年前に本書を読まれた方でも、今、本書を読み直されて、ドラッカーの素晴らしさに再度触れられてはいかがでしょうか。