内容紹介
国内外の音楽、アートシーンに大きな影響力を誇るバンドとして、継続的に活動を続けているYMO。
EMI時代の「TECHNODON LIVE IN TOKYO DOME」(1993年)はVHS、
LDでリリースされ、かねてよりDVD化が望まれてきた貴重な映像となる。
三浦憲治撮影の未発表写真を含む、アートワークも新装!
ブックレットに、映像作家・原田大三郎の、当時を振り返るインタビュー、細野晴臣、坂本龍一、
高橋幸宏によるコメントを掲載した、充実の内容となる。
特典映像に、再生記者会見(ダイジェスト)、「HI‐TECH HIPPIES」「BE A SUPERMAN」のTVスポットを収録!
YMOメンバーのコメント(ブックレット内掲載)
80年代のYMOの怒濤の日々に疲れて「散開」した後、 思いがけず、しかし散会という意味通りに、再び会合したYMOの新作が『テクノドン』だった。 そのアルバムはYMOの徹底的に過去を振り返らず、また未来を見通すこともせず、 ひたすらその時の「現在」を突き詰めたものだ。 一度限りのライブも、アルバム同様そういう「点」としての貴重な記録になっている。 昨日でも明日でもない現在、そういう気持ちは今も続いている。
細野晴臣
音楽的にまだそれほど気持ちが高まっていないのに、なんだかずるずると「再生」することになってしまって。 何とか関心の重なり合うところを見いだそうと、三人が三様にジタバタしていた感じがします。 変に力が入ってましたね。 ぼくは強引にニューヨーク録音を頼んでしまって、旅行が嫌いなお二人には迷惑をかけちゃいました。 でも、ヨージさんのアトリエを使わせてもらったり、セントラルパークの大きな岩で寝たり、 記者発表の時は三人でベッドインしたり、おもしろおかしなこともいっぱりありましたね。懐かしいな。
坂本龍一
振り返ってみれば、あの頃はまだ今のようにごく自然に三人が顔を揃える、 そんな雰囲気はまったくなかったような気がします。 互いにけん制しあい、悩み、長い時間をかけて作られたアルバム『TECHNODON』は、 しかし、そうした緊張関係があればこそ、充実した内容になったのではないかとも思えます。 あの時代ならではの、いえ、あの時代の中でもかなりとがった作品になったのではないかと。 三者三様の独特のテンションがからみあった独特なステージと時代の空気感が、 この映像にはしっかりと刻まれていて、痛みとともに懐かしくもあるのです。
高橋幸宏
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
31年ぶりにアメリカ西海岸ライブを敢行するなど、久しぶりに活動が盛り上がるテクノバンド・YMOが、93年6月に東京ドームで行ったライブの模様を収録。無数のCG映像とメンバーが織り成す電子的な音楽がシンクロし、圧倒的な存在感で観る者に迫る。