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TOYOTAビジネス革命 ユーザー・ディーラー・メーカーをつなぐ究極のかんばん方式
 
 

TOYOTAビジネス革命 ユーザー・ディーラー・メーカーをつなぐ究極のかんばん方式 [単行本]

神尾 寿 , レスポンス編集部
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

豊田章男が推進するトヨタの新ビジネス戦略
本書は、トヨタのe-CRBやSLIMのようなITを駆使した新ビジネス戦略が
自動車業界のみならず製造業にとってどのような意味を持つのか
先行する中国の広汽トヨタの取材に加え、豊田章男社長をはじめとする
キーパーソンへのインタビューを交えて解説します。


金融不況に端を発する景気後退だけでなく、市場環境や経営環境が急激に変化する中、
トヨタ自動車はITをフル活用し、自動車ビジネスを大きく変える巨大プロジェクトを静か
に進めている。

トヨタは、このプロジェクトで「クルマを作り、ディーラーに卸す」という既存のビジ
ネスモデルを改革し、生産(工場)と流通・販売、そしてアフタービジネスをITシステム
で直結。クルマの生産と流通・販売をジャスト・イン・タイムで行うほか、自動車整備・
修理ビジネスにおける顧客や車両の管理までも、ITシステムで一本化するという取り組み
を行っている。
さらにこのシステムには、下取り・中古車販売までもがつながり、自動車メーカーの
ビジネス領域を、新車販売からアフターサービスまで拡大する。メーカーとディーラー、
製販一体のスクラムで、自動車ビジネス全体にトヨタ生産方式のノウハウを広げていく
という野心的なプロジェクトなのだ。

じつはこのビジネス革命は、2009年にトヨタ自動車の社長に就任した豊田章男が、
およそ15年かけて進めてきたプロジェクトだ。豊田にとってこれはトヨタの原点回帰を
実現するためのプロジェクトであり、リコール問題で揺れるトヨタの「起死回生のカード」
にもなり得るものだ。
現在は中国の広汽トヨタで開発・導入されており、今後、日本を含むアジアから各国へ
展開される。

本書は、トヨタが取り組む「21世紀の自動車ビジネス革命」を伝える初の一冊となる。
中国および日本国内での現場取材に加えて、豊田章男社長をはじめとするキーパーソン
への単独インタビューを実施。加えて、膨大な関係資料をもとに、この巨大プロジェクト
の全貌をまとめたものだ。
21世紀のトヨタ生産方式、新たなかんばん方式の姿が、ここにある。その内容は自動車
ビジネスに関わる人だけでなく、製造・流通・販売・CRMに携わるビジネスパーソンに
とって刺激的でヒントに満ちているだろう。


第1章 トヨタのIT戦略を育んだ新社長・豊田章男の狙い
第2章 世界最先端の自動車ビジネスを展開する中国広汽トヨタ
第3章 かんばん方式を顧客の手元まで拡張する「SLIM」
第4章 顧客とのつながりを強化し利益をもたらす「e-CRB」
第5章 GAZOOからG-BOOK/G-Linkへ。進化するトヨタIT戦略
第6章 レクサスを中心に導入が進む国内の状況
第7章 TOYOTAビジネス革命の意義

著者について

神尾 寿(かみお ひさし)
自動車・交通およびITを専門分野とするジャーナリスト。大手携帯電話会社で
新ビジネス企画に携わった後に独立し、現在に至る。日本カー・オブ・ザ・
イヤー選考委員、国際自動車通信技術展企画委員長なども務める。主な著書は
『自動車ITS革命!』(ダイヤモンド社)、『次世代モバイルストラテジー』
(ソフトバンク クリエイティブ)など。

レスポンス編集部(http://response.jp/)
1999年に「21世紀のクルマのカギはITや環境、デザイン」という認識のもと、
自動車専門ニュースサイトとして誕生。商品、社会、ビジネスの視点による
取材を精力的に行っている。1977年生まれの北島友和記者は、テレマティクス、
ITS、カーナビなどのIT分野を担当。レスポンスにおける『中国 次世代トヨタ
特集』に引き続き、本書の執筆も担当した。

登録情報

  • 単行本: 272ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2010/3/26)
  • ISBN-10: 4797358408
  • ISBN-13: 978-4797358407
  • 発売日: 2010/3/26
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 着眼点はよいのだが…, 2010/4/4
By 
t2j_k (愛知県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: TOYOTAビジネス革命 ユーザー・ディーラー・メーカーをつなぐ究極のかんばん方式 (単行本)
リーマンショックで明るみになった自動車業界の大量在庫。
特に「ジャスト・イン・タイムを売り物にしていたトヨタがなぜ大量の在庫を?」というのは一般の方には衝撃をもって受け止められた。

つまるところ「部品を作るところから車を作り出荷するまで」は“JIT”が完璧に機能していたものの、「出荷以降のプロセスのコントロールは全くできていなかった」というのが事の顛末なのだが、それをトヨタはどう解決しようとしているか、というのが本書のテーマ。

ところがせっかくのテーマでありながら、それを十分咀嚼できていない点が非常に残念。

例えばなぜ在庫が膨らむのかという点については、Matthias Holweg、Fritz K. Pil両氏の 21世紀の自動車産業―受注生産による究極の車づくりや岸良裕司氏の「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメントにその仕組みやデータがすでに著されているし、顧客が必要とする分だけを作るという「サプライチェーンの範囲の再定義」という点では、E.ゴールドラット氏のザ・クリスタルボールを読むことでサプライチェーンマネジメント(SCM)の専門家でない人でもその利点がつかめるようになるはず。

つまり、全般的にSCMの知識がある人であれば「トヨタが何をしようとしているか」を掴むことができるが、その知識がない人にとっては「単なるトヨタのITシステムの自慢」と受け取られかねない面がある。

一方その導入の過程(ITシステムではなく仕組みの導入)においては、中国や日本のレクサス店のように新しく仕組みを作る場合はうまくいっていても、既存の販売チャンネルをどう変革させるかという点においては「トヨタといえどまだまだこれから」ということがよくわかる。
特に販社の力が強い日本の販売が今後どう変わっていくのか、日産のような再編成があり得るのかが注目される。

地道で長期にわたる現場取材と生の声を届けるという姿勢は評価するものの、そのバックボーンとなる理論の調査や掘り下げが十分でないことが悔やまれる一冊である。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 トヨタのCRMへの取り組みは自動車業界を変える…かも, 2010/4/1
レビュー対象商品: TOYOTAビジネス革命 ユーザー・ディーラー・メーカーをつなぐ究極のかんばん方式 (単行本)
 このリコール問題で騒がしい時期にトヨタの社長のインタビューが
載っていることが気になり手に取りました。

 内容はメーカーがディーラーも巻き込んでCRMに力を入れるという、
自動車業界というか製造業界としては新しい取り組みで、なかなか
読み応えがありました。
 トヨタだけでなく、ニッサンやホンダなど他メーカーも本格的に
ディーラーとタッグでCRMに力を入れていくと、近い将来、小さな
整備工場など経営が成り立たなくなるんじゃないでしょうか。

 一点気になったのは、社長以外の登場人物も社長と同じような話を
するので、各章のかぶり感が強いことです。
 組織として意思の統一ができている証拠かもしれませんが・・・

 リコール問題で騒がしいわけです
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