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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
興奮できるポップミュージック,
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レビュー対象商品: TONIGHT (CD)
口ロロ1年ぶりのニュー・アルバム。今回はシングルを切らずにスパッと出してきた。
この間、メンバーが加入したり脱退したりと落ち着かない状況が続いて心配だったが こうして届けられたアルバムを聴いて一安心。全然大丈夫じゃないか。 非常に滑らかなアルバム。正に夜に、しかも秋の夜長に聴きふけるにはピッタリの一作で 全編を通して聴こえてくるのは涼やかなビートとサウンド、そしてクールでやさしい歌声。 かつ、よりクラブ寄りになっているとも感じるのである意味玄人向けでもあるのだが これだけ気持ちいい音楽が鳴っていれば、誰でも踊れるんじゃないかというのが素直な感想。 一見さんにも、マニアにも楽しい作りこまれたポップ・ミュージックの妙を存分に堪能できる。 このアルバムの前半は歌よりもサウンドに追随した流れになっていて、インストやほとんど歌のない曲も多い。 そんな中で2曲目の「Tonight」はかなり異質な曲。まずこういった曲は今までの口ロロでは珍しく まんま昭和歌謡風のメロディーで始まったかと思いきや途中でいきなり早口で言葉をまくし立てて、そのまま一気に終わるという かなりヘンテコな曲になっており、同時にかなりの盛り上がりを見せるので早くもアルバムのハイライトみたいに感じられる。 2曲目で最高潮を迎えるアルバムなんて本当レアだと思う。ここら辺はリスナーに対する大きな仕掛けなのだろう。歌詞の内容もかなり不穏だし。 「ice cold summer madness」という長めの半インスト的な曲もあるのだがこれがまたいい。 抽象的な表現だがまるで氷の上を滑ってるかのような不思議な曲だ。本当に、滑らか。 今回も「GOLDEN LOVE」と同様に、ラップやハウス的な音楽とともに、お馴染みの往年のポップソングテイストの楽曲もいくつかはいっているのだが 今回はテンション高い曲はあまりなし。代わりに「夏の魔法」と「リフレイン」などの心地よさげな優しいポップソングがいくつか入っている。 全体的にクールなアルバムだがこれらの楽曲が響く終盤になると温かさも感じられる。 二面性のアルバム、とも言える。 余計な感動や励ましがない純粋なるポップ。多くの人に聴かれて欲しい。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
三浦氏は器用な人間なんだと思う。,
By 主観品評会 (japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: TONIGHT (CD)
まさにこのアルバムを表したような気持ちの良いポップな曲「Skywalking」で始まり、ワクワクする。何よりも前作の集大成的な曲と三浦氏がどこぞのインタビューで答えていた「Tonight」は圧巻の一言。ラップも少しダークな雰囲気になっている(相変わらず英語の発音が聴いていて気持ちいい)。今作は全体的に落ち着いているが、相変わらずジャンルはクチロロ。もちろんファンファーレ的流れを汲んだ歌謡曲も健在で、次の作品の予測は全く出来ない。
おススメは「夏の魔法」と「ice cold summer madness」
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不器用ゆえの浮遊感,
By T/F ドラムライナー "ユウタ" (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: TONIGHT (CD)
終極的に対象者を突き放してしまうことなく、音楽の枠の内に納得させられてしまうことに感服。それががむしゃらな努力なのか、技術なのかを誰かが知るよしもない。よく分からない軽薄さに流されず、前時代にできたフォークなニュアンスに失敗していない点、秀逸だ。 彼らのアルバムはファンファーレよりGolden Loveへかけ一変したが、変化の内容はより無骨なヒップホップの感触を増したということに過ぎず、その許容の意味において、今回ではより透明に近い空気感が増した。 収録されているTOKUTEN LOVERSが明白かつ必要的にfishmansの空中キャンプをパクっているかと思えば、一方このアルバムの冒頭より自殺の臨死体験とも言うべき場所を歌う。ただそれは空虚感でない。 前作GoldenLoveの中に存在した滅多やたらな脱力感が洗練され、その変化としてのベクトルが現在everyday is a symphonyへ繋がる。曲毎に他の曲との内容に異同を感じさせつつ、安易に新たなメタ次元を模索したり、受手に取り入ろうとしたりするのでない。不器用に違いない彼らのアーティストたる活動趣旨は、時代喪失感でなく時代との共感にあるのだろうから。
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