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TOMORROW 明日 [DVD]
 
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TOMORROW 明日 [DVD]

桃井かおり, 南果歩, 黒木和雄 DVD
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 出演: 桃井かおり, 南果歩, 仙道敦子, 佐野史郎
  • 監督: 黒木和雄
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ブロードウェイ
  • DVD発売日: 2004/08/06
  • 時間: 105 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0002CHRRA
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 63,915位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

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黒木和雄監督が井上光晴の原作をもとに、原爆が投下される1945年の8月9日までの、長崎の数日間を描いた作品。声高に反戦を叫ぶのではなく、淡々と市井の人たちの日常生活を描き、その静かなタッチの中に戦争への怒りを込めるという、黒木監督の真摯な演出が大きな効果を上げている。この後黒木監督は自らの戦争体験と思いを込めた『美しい夏キリシマ』(2003)、『父と暮らせば』(2004)を発表。いずれも高い評価を得ている。
出演者は桃井かおり、田中邦衛、仙道敦子、長門裕之、原田芳雄と、日本を代表する実力派俳優たちが勢ぞろい。非常時に祝言をあげる若い新婚夫婦を演じた佐野史郎、南果歩の初々しい演技が涙を誘う。運命のその最後の瞬間まで、明日を信じて生きた人々の姿を俯瞰で捉えた、清廉な傑作。(斉藤守彦)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

長崎に原爆が投下される前日から翌朝までの日常風景を綴った、井上光晴の小説「明日・1945年8月8日・長崎」を実写化した人間ドラマ。1945年8月8日、あるカップルの結婚式が行われようとしていたいつも通りの平和な日常があった。しかし、翌日の朝…。

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28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 黒木監督戦争3部作の原点, 2004/10/4
レビュー対象商品: TOMORROW 明日 [DVD] (DVD)
 黒木監督戦争3部作の一作目。1988年の作品。桃井かおり、田中邦衛、仙道敦子、黒田アーサー。1945年8月8日、原爆投下1日前の長崎。戦時下なれど、日々暮らしている庶民の姿が淡々と描かれている。この翌日にはあの原爆が炸裂したのかと思うとやりきれなくなります。
 最近明らかになってきた話として、8/9の長崎の原爆はギリギリのタイミングで落とされたというのがあります。アメリカは原爆実験を日本でしたかったのですがソ連が8/9に参戦してきたため、日本との戦争を終結させなければならなかった。よく二発の原爆が太平洋戦争を終わらせたと言いますが、それは違って戦争が終わる前に急いで二発落としたというのが本当なのです。事実、この8/9は小倉に原爆を落とすつもりでサイパンから飛び立ったB29でしたが、悪天候のため目標を長崎に変更し、それによりサイパンへ帰る燃料が尽きて沖縄に着陸しているのです。つまりどうしても8/9のうちに落としたかったのです。これも戦争の一面ですが、勝つとわかっている戦争で新兵器の実験がしたかったのです。
 本作では直接的な戦争シーンは出てきません。戦時につつましく暮らす人々の姿を映し出すことにより戦争の悲惨さを訴えています。登場人物が多く群像劇的なのですが、それぞれのキャラクターが輝いています。彼らのTomorrowを奪ってしまったのは戦争なのです。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 明日という時間を永遠に奪われた人々への鎮魂歌, 2009/6/7
By 
ともぱぱ - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (殿堂入りレビュアー)    (トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: TOMORROW 明日 [DVD] (DVD)
戦争場面を描かずに静かに人々の日常を描いて強い反戦メッセージを込めた秀作を手がけた黒木和雄監督。私は本作が同監督の最高傑作だと思う。長崎に原爆が投下されるまでの約24時間の、ある結婚式に集った人たち及びその関係者の戦時下の日常生活をきめ細かく描くことに終始するが、そこには出産、子供たちの無邪気な遊び、恋人や友との語らい、結婚、日々の仕事、夫婦の会話、恋人との語らい、そして捕虜の死といった人間の生から死までの諸相があった。そして、明日があるからと胸に秘めたままの言葉もあった。それらが一発の爆弾の一瞬の爆発で永遠に奪われてしまう悲劇。映画の中で丹念に積み上げられた人々の日常生活をいとおしく思えば思うほど、不意の中断が我々にはわかっているだけに、胸かきむしられる。監督自身が小津安二郎監督へのオマージュと言っているように小津監督の影響は感じられるけれども、監督を初めとするスタッフ独自のアイデアも一杯詰まっている。特に秀逸なのが夜の野外の場面。タルコフスキー監督のサクリファイスをふと連想するが、核の問題を告発する両作品で夜の場面が共通して素晴らしいのは偶然だろうか。小津監督といえば、当日長崎の映画館で上映されていた映画を調べて、同監督1942年の作品「父ありき」を挿入したリサーチの努力には頭が下がる。これもまた、明日を奪われた人々の日常をできるだけ再現したいという熱意の表れだろう。

ところで、昭和20年8月8日は何曜日だったかわかりますか。それがわかるカットをはじめ、至るところに8月9日午前11時2分に向かって止まらない非情な時の流れを象徴する場面が多く、一見淡々とした人々の生活を追いながら様々な仕掛けが多いことにも注目してほしい。長崎の原爆の悲劇に関しては、黒澤明監督の八月の狂詩曲とともに必見の作品だ。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 原爆投下前日の長崎, 2007/8/4
レビュー対象商品: TOMORROW 明日 [DVD] (DVD)
この年、井上光晴原作のこの話をテレビと映画で同時に映像化されました。
原爆投下の前日の長崎の人々のお話です。

内容は良く似ていますが、話のトーンは対照的です。
映画は戦時下の日常を淡々と描き、そこには希望も明るさもありません。
一方テレビドラマの方は、戦時下の統制された中でも人々は明日への希望を抱いており、明るい展開で話が進みます。

そしてどちらが好みかと言えば、先に見たということもあってテレビドラマの方が好きでした。
みんなが希望を持ち、底抜けに明るいがために次の日に起こる悲惨な現実が胸に迫ってくるのです。
この人々の笑顔を原爆が奪った。メッセージ的に非常に判りやすかったです。

しかし映画の方も負けず劣らず傑作です。
そしてこの映画を見た後に、原爆投下の後日談にあたる同監督の「父と暮らせば」をご覧になると(ただしこちらは広島の話)、更に胸に迫ると思います。

数多い出演者の中では、気の好い娼婦を演じた伊佐山ひろ子が特に良かったです。
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